ちょっと古い話だが、日本におけるアジア芸能情報の権威である『Pop Asia』誌12月号の話。まぁ、隔月刊なので、ご容赦。まだ、手に入るはずです。リンクはこちら。
12月号は10月の東京国際映画祭(TIFF)でマレーシアの風特集があったことと東京アジア・ミュージック・マーケット(TAM)でマレーシア映画・音楽人が来日したこともあって、なんと6ページもマレーシア関連記事に割かれている。上記の2つのイベント以外にも、大阪で行われたアジアン・ビート・ミュージック・アライブにファウジア・ラティフ(Fauziah Latiff)も来日しており、10月は本当にマレーシア芸能人の来日ラッシュだったことがわかる。
さて、やはり必読なのは、松岡環さんによるTIFFでのマレーシア映画特集。昨年8月号でも“権威”松岡さんがマレーシア映画界について書いているので、もう事件なのだ。
なかでも特に読んでもらいたいのは、『細い目』や『グブラ』のヤスミン・アーマッド監督へのインタビュー。『細い目』のエンディングの秘話や、もしかしたら作品に陰影を与ている彼女の出生の秘密まで触れられている。やはり、松岡さんはインタビューヤーとしてもすごい。
まぁ、ボクも最近連発している「忸怩」の理由の一端について触れているので、よかったら手に取ってください。