10月10日、マレーシアは初の宇宙飛行士の誕生に沸きかえった。
マレーシア人宇宙飛行士シェイク・ムザファー・シュクール(Dr Sheikh Muszaphar Shukor)博士が乗り込んだソユーズ・ロケットが、カザフスタンのロケット発射場から発射され、地球を後にしたのだった。
個人的には、シェイク・ムザファー博士は社会的地位の高いダトの称号の親を持ち、自身は博士号を持ち、おまけに長身で甘いマスクの色男ときているところに、ちょっと「持たざるもの」のやっかみを感じる。が、ちゃんと“持てる人物”がきちんと期待にこたえることも大変なことだと思う。
さて、シェイク・ムザファー博士は、国際宇宙ステーションに1週間ほどとどまり、新薬と微生物などに関連する研究を行なう模様。(ちょっと気のない書き方だが…)
それで笑ったのが(こっちが本題)、10日夜の発射の歴史的瞬間の中継を観ようとムルデカ(独立)広場に集まった人々。
なんとお粗末なことに巨大スクリーンが故障。で、取材に来たTV3のクルーが機転を利かせてつけた小さなテレビで中継を観る羽目に…。
おい、これじゃ力道山時代の街頭テレビだゾ!