ちょっとマレーシアは、急進的なインド系によるヒンドゥ人権行動運動(Hindraf)のことで騒々しい。Hindrafは、英国政府にインド系が植民地時代にマラヤに連行され、搾取されてきたことに対する住民一人に100万ポンドの訴訟を起こすことを目指しているという。(8月に棄却された)
ちょっとHindrafは唐突で飛躍があし、あんまりポジティブでない主張だが、今日はポジティブに自助努力しているインド系シンガー、ジャクリーン・ビクター(Jaclyn Victor)の話。
彼女は、04年に行なわれたオーディション番組『マレーシアン・アイドル』で優勝。主にマレー語で歌う道を選んで2枚のアルバムをリリースし、しかりと音楽界で活躍している。
そのジャクリーンが、12月15、16日に行われる各国の同番組の勝者を集めた『アジアン・アイドル』に挑戦する。他の国の代表は、Hady Mirza (シンガポール)、Phu’o’ng Vy (ベトナム)、Mau Marcelo (フィリピン)、Abhijeet Sawant (インド)。
ジャクリーンは、今年8月に行なわれた『アイコン・アセアン』では、優勝を逃したが、もう一度大きなチャンスが巡ってきた。
当地では、8TVが12月15、16日、午後10時から中継。8日午後11時にも特別番組が放送される。