年が明けたけど、新聞やテレビをにぎわせている話題がコレ…。
中央の強面のチュア・ソイレック保健大臣を巡る話題。(個人的には、ひそかにマレーシアのエリツィンと呼んでいる)
あんまり新年らしくない話題なので、<続き>からどうぞ。
年末も押し迫った昨年12月30日、厳格そうな容姿のチュア・ソイレック保健大臣(60歳)のセックス場面が写ったビデオが流失。元旦の昨日、チュア大臣が「ビデオに写っているのは私」と名乗り出る会見に臨んだ。
お相手の女性は「個人的な友達」とのことで、関係が不倫であることを明らかにした。辞任するかに関しては、アブドゥーラ首相と所属する党である馬華公会(MCA)のオン・カティン総裁に委ねるとした。この辺の指導者のさじ加減は、どんな相手に刺されたかという裏事情なんかが関わってくるのだろうなぁ。
04年チュア大臣が就任してからタバコとお酒の税率がドドーンと引き上げられ、息苦しくなった。標準的なブランドのタバコ1箱(20本入り)の値段がRM6.50からRM8.00(現在はRM8.20)に引き上げられた時はさすがに驚いた。ビール1缶もRM4.50からRM6.50になった。(こちらは、堅いこと言うなよ。と、弱い抵抗)
また、ファースト・フードは子どもによくないという理由で、子どもを起用した広告や子どもの観る時間のテレビCMを規制もした。(こちらには拍手)
チュア大臣はマハティール前首相と同様に医師出身で、公立病院の改革・改善の評価は高い。
が、しかし、こんな強面の人も女性には弱いものなのか。国民の健康は守るけど、ちょっと自分はちょっと不健全だったなぁ。
アジアでも台湾の美人ジャーナリスト兼台北市市議会議員のチュウ・メイフォンさんの不倫相手とのセックス・ビデオが流失したり、インドネシア・ゴルカル党の宗教問題担当高官が人気歌手とのスキャンダルもビデオが流失したケースだった。
醜聞中の醜聞だけど、チュア大臣がきっぱりと自分であることも不倫であることと言い切っていること、そして奥さんが夫の謝罪を受け入れ「家族として夫を支持する」と表明していることぐらいが救いか。
でも、正月からこんなこと書くしかないのもねぇ…。