なんだか政府は、5月29日は「芸能記念日」として祝うことにしたそうだ。
1972年5月29日は、マレーシアの音楽・映画に多大な功績を残した巨星P.ラムリー(P.Ramlee、写真)が亡くなった日。彼なしにマレーシアの芸能は語れない。(ボクもそのうちに語らなければ)
それであんまり芸能についていままで語ったことがなかったアブドゥーラ首相が「「経済や技術が発展したマレーシアは、芸能の世界ももっと発展する時期にある」とし、政府も業界の発展のための意見にオープンに対応していきたいと語っている。
でも、「我々は、ボリウッド(インド映画界の別称)を越えることができる」と語ったのは、かなりご愛嬌だったけど…。
首相もこれからマレーシア映画を観て勉強するのかなぁ。
ところでもっと堅物そうなナジブ副首相は、Too Phatのアルバム『Rebirth Into Reality』を贈呈されて、「これが地元アーティストの作品なのか?これこそ“グローカル”(グローバルとローカルを組み合わせた造語)だ」と賞賛した。
目撃情報では副首相は車に乗り込むと同時にアルバムをプレイしたとのこと。
政治家ならば、グローカルなマレーシア芸能をいじめないで、未来の支持者の若者の感性も理解しなきゃいけないぞ。(って、政府の高官なんかにそんな口は聞けないけどね)
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>(ボクもそのうちに語らなければ)
早めにね。