BONIAブランド、09コレクションでみた芸能人

　これもちょっと昔の話だけれどもご容赦。
　11月19日、なんでもいいからアジア進出に野望を抱くAISAの敬愛する小林社長に誘われて、マレーシア発のバッグや革製品のブランド『BONIA』のファッションショーに同行した次第。

（スーパースター、ケリー・チャン登場！）
　発表会は『BONIA』を世界ブランドに成長させるべく、ビンタン・ウォークにある高級ショッピングセンター、KLパビリオンのエントランスから赤絨毯でつないだ吹き抜けのイベント・ホールをまで借り切り、香港のスーパースター、ケリー・チャンを招待するという度肝を抜くスケールで行われた。
　『BONIA』の話は、本ブログには全然不相応なので、そこで見かけたマレーシア芸能人の話でも。

　
　まずは、『BONIA』のモデルに起用されたこの人、アディ・プトラ（Ady Putra）。

　
　彼は、昨年の話題映画『Anak Halal』に出演した新人男優。同作では、気の良さから麻薬の売人に手を染めるという役どころで、新人ながら性格俳優の資質を発揮していた。
　同性のボクには分からないんだけれど、造作が大きい顔なのに優しさがにじみ出てきて、母性本能をくすぐる魅力があるようだ。今年公開の映画2作品にも出演し、これから人気が出そうな俳優である。歌も歌っている。
　お次は、ヤスミン・アーマッド（Yasmin Ahamad）作品ファンの方ならば、思い出せるかな。

　そう、『Gubra』でジェイソンの兄弟として登場したアラン・ユン（Alan Yun、左）。
　現在マレーシア初のネット配信ドラマ『Kerana Karina 3』に出演中。（ドラマ配信サイトはこちら）
　
　この笑み、“ユン様スマイル”にならないものか。
　マレーシアで一番有名な顔の一人と言ったらこの人、アンバー・チア（Amber Chia、左）。
　
　国際モデルとして鳴らしている彼女、やはり『BONIA』にもいました。
　もうつま先まで、完璧にモデルしています。
　最後は、ショーの合間に円熟の歌を披露したこの人…。

　って、写真をみせて、「あぁ、この人」と思える人はなかなかいないだろう。
　ノーリン・アジズ（Noryn Aziz）といういまはジャズ系のシンガーなんだけれど、彼女ほどシンガーに執着している人もいなかろうという、無駄話だ。
　実は、彼女、97年にNoryn名義でポップ路線でアルバム『Fantasi O Realiti』を出していたのだが、その後はパッとせず。しかし、07年になってジャズっぽい路線のアルバム『Alam Maya』でカムバック。うーん、10年もあきらめずにがんばっていたのね。
　実は、それだけでなくて、Noryn名義の前に彼女、Sistar-Sisterというデュオでアイドルとしてデビューもしていたのだ。3度も転身して、音楽を続けているという情熱家なのだ。
　本人に言ったら、「なんでこんなこと知っているの」というような苦い顔されてしまった。（あらためて、マレーシア在住が長いだけの自分に呆れるアサ・ネギシ）
　調べてみると彼女は、大学でクラッシック声楽を学んでいたそうで、あきらめないことの大切さを教えてもらった次第。
　現在は、ライブハウスやイベント出演を中心に活躍しているとのこと。日本の小さなライブハウスでも歌いたいと熱望していた。
　彼女の公式サイトはこちら。
　

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