復帰は、まだまだなのですが、お知らせを。
コミュニティシネマ支援センター/財団法人国際文化交流推進協会(エース・ジャパン)などが、6月8日(月)から13日(土)まで、『アジア映画巨匠たち』と題したアジア映画上映会を主催する。
今回、上映される作品は、1982年の映画祭「南アジアの名作を求めて」を開催以来、アジア映を日本に紹介してきた国際交流基金の提供。さまざまな機会で上映された作品の中から、名作と呼び声の高いタイ、インド、韓国、フィリピン、インドネシア、マレーシアからの9本が選ばれた。
マレーシアからは、やはりこの人、ヤスミン・アーマッド(Yasmin Ahmad)監督。今回は、『ムクシン(Mukhsin)』だ。
詳細は以下です。
■上映作品
『地獄のホテル』 ラット・ペスタニー監督 <1957年 タイ>
『紙の花』 グル・ダッド監督 <1959年 インド>
『下女』 キム・ギヨン監督 <1960年 韓国>
『マニラ・光る爪』 リノ・ブロッカ監督 <1975年 フィリピン>
『カカバカバ・カ・バ?』 マイク・デ・レオン監督 <1980年 フィリピン>
『天使への手紙』 ガリン・ヌグロホ監督 <1993年 インドネシア>
『エリアナ、エリアナ』 リリ・リザ監督 <2002年 インドネシア>
『トロピカル・マラディ』 アピチャッポン・ウィーラーセタクン監督 <2004年 タイ>
『ムクシン』 ヤスミン・アハマド監督 <2006年 マレーシア>
■チケット (各回入替制)
一般=800円 JFサポーターズクラブ会員=600円
アテネ・フランセ文化センター会員=600円
■会場 アテネ・フランセ文化センター
東京都千代田区神田駿河台2-11 アテネ・フランセ4F
(JR/地下鉄 御茶ノ水・水道橋駅徒歩7分)
TEL. 03-3291-4339(13:00-20:00)
http://www.athenee.net/culturalcenter
上映スケジュールと作品の詳説は、<続き>からどうぞ。
■上映スケジュール
6月8日(月)
16:00 「紙の花」(148分)
19:00 「下女」(108分)
6月9日(火)
16:10 「カカバカバ・カ・バ?」(106分)
18:30 「天使への手紙」(118分)
6月10日(水)
16:30 「エリアナ、エリアナ」(83分)
18:30 「トロピカル・マラディ」(125分)
6月11日(木)
15:10 「地獄のホテル」(138分)
18:00 「紙の花」(148分)
6月12日(金)
16:10 「下女」(108分)
18:30 「マニラ・光る爪」(125分)
6月13日(土)
14:00 「天使への手紙」(118分)
16:30 「エリアナ、エリアナ」(83分)
18:30 「ムクシン」(90分)
■全作品日本語字幕付
■各回入替制
■上映作品
地獄のホテル Rong Ram Narok 1957(138分)<タイ>
監督=ラット・ペスタニー
タイの若手映画人がこぞって敬意を表するラットの監督デビュー作。田舎の宿を舞台に、歌に踊りに決闘にボクシングに恋愛と、次から次へと何かが起こる。タイ式グランドホテル・スタイルの一本。
紙の花 Kaagaz Ke Phool 1959(148分)<インド>
監督=グル・ダッド
ヒンディー映画の巨匠グル・ダット監督・主演の半自伝的メロドラマにして最後の監督作。インド初のシネマ・スコープ作品。妻子ある映画監督が主演女優に恋するが、仲を裂かれ、名声を棒に振る。
下女 The Housemaid 1960(108分)※Betacam上映 <韓国>
監督=キム・ギヨン
幸福な家庭に現れた一人のメイド。一家の主が彼女と関係を持ったことから、悪夢がはじまる……。家庭を破滅に導く魔性の女を描いた、金綺泳(キム・ギヨン)ワールドの原点にして頂点の傑作。
マニラ・光る爪 Maynila: Sa mga Kuko ng Liwanag 1975(125分)<フィリピン>
監督=リノ・ブロッカ
エドガルド・M・レイエスのタガログ語小説「光る爪」を映画化。恋人を探してマニラを彷徨う青年フーリオが、絶望の淵へと追いつめられる。フィリピンの名匠ブロッカの名を世に知らしめた作品。
カカバカバ・カ・バ? Kakabakaba Ka Ba? 1980(106分)<フィリピン>
監督=マイク・デ・レオン
クリストファー・デ・レオン主演の抱腹絶倒ミュージカル・コメディー。フィリピンにはびこる日本人ヤクザと、彼らに追われるはめになったフィリピン人カップルの姿を描く。日本批判もチクリ。
天使への手紙 Surat Untuk Bidadari 1993(118分)<インドネシア>
監督=ガリン・ヌグロホ
古い習慣の残る村に住む少年ルワは、両親を失ってから天使に手紙を書くようになるが……。ドキュメンタリー・タッチの力強い映像が高く評価され、ガリン・ヌグロホが世界的名声を確立した作品。
エリアナ、エリアナ Eliana, Eliana 2002(83分)<インドネシア>
監督=リリ・リザ
久しぶりに再会した娘と母の葛藤を、ジャカルタでの一夜の物語に凝縮させて描き、インドネシア映画の新生を告げた記念碑的作品。リリ・リザ監督は本作でポスト・スハルト世代随一の注目株となった。
トロピカル・マラディ Tropical Malady 2004(125分)<タイ>
監督=アピチャッポン・ウィーラセタクン
兵士のケンと青年トンは、静かな日々をともに過ごしていた。そんなある日、ケンは、森で不思議な男を目にする。タイ映画の異才が、“呪いにより、人間が虎に変身する”という民間伝承を背景に描いた衝撃作。
ムクシン Mukhsin 2006(90分)<マレーシア>
監督=ヤスミン・アハマド
オーキッドは10歳、ムクシンは12歳。やがて二人に恋する季節が訪れて……。「マレーシア映画新潮」を牽引するヤスミン・アハマドが、友情と恋のはざまで揺れ動く、思春期の輝きを描く。
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カカバカバ・カ・バ?(Kakabakaba Ka Ba?/Will Your Heart Beat Faster?)というフィリピン映画を観てきました。
ちょっぴりYoutubeにも載ってました。
日の丸をバックにシスター達と踊る変なマフィアのボス・・・・・どうやらメスティーソ(混血)らすぃ。
http://www.youtube.com/watch?v=w7re-wAV2FA
【ストーリー】
http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=16725
アヘンをフィリピンへ密輸しようとして失敗ばかりしている日本人ヤクザ、小野田は、大親分(ジョニー・テルガド)から“次がラスト・チャンスだ”と言われる。
小野田は、今度こそ密輸を成功させようと、ある作戦を決行する。その計画とは、飛行機の中でフィリピン人青年ジャニー(クリストファー・デ・レオン)の荷物の中に、怪しげなカセット・テープをもぐりこませ、フィリピン入国後にテープを取り返すというものだった。
無事、カセット・テープをジャニーに運ばせた小野田は、部下ワグナーとともに、ジャニーとその友人ノノン(ジェイ・イラガン)が住む家に行き、クリーニング屋や神父に化けたり、ジャニーの恋人メラニー(チャロ・サントス)を誘拐したりして、テープの回収に四苦八苦する。
メラニーは彼らのスキを見て逃亡するが、今度はフィリピン進出を企む中国人ギャング、マダム・リリーとその一味に捕まってしまう。
一方、友人サンタ・クルサンのもとへテープを持ち込んだジャニーとノノンは、カセットテープが日本のハイ・テクによって作られたアヘン製のものであることを知る。
メラニーを助け出したジャニーたちは、小野田らの本拠地が修道院であることを突き止め、日本人ヤクザ、中国人ギャングが入り乱れる中、小野田を倒す。
日本人も中国人も警察に捕まり、フィリピンをアヘン地獄から救ったジャニーたちは、平和に結婚式を挙げる。
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日本人風刺というより、左前に着物を着ためちゃくちゃな、全然日本人らしくないどーみてもガイジンだろって顔(メスティーソだし)、ふんどし丸見えのやたら裾が短い着物、バタ臭い白無垢塗りたくり芸者・・・・・どーも変ですいません日本人 in フィリピン、てか?!
フィリピン庶民から観た、フィリピン経済&政治を牛耳る日本人と中国人(中国系フィリピン人?)を面白おかしく皮肉っているのはよく解りましたが・・・・どーも見せ方、演出がマズイ。ステレオタイプなのはいいんだけど、ちょっとわざとらしい。
でもなぜか最後はゴーインにハッピーエンドにもっていってしまう。
ミョーな映画だった・・・・(汗)。感想は・・・どう書けばいいのかよくわからない。オツ!
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わにたさん、アジアの巨匠といううたい文句の中では、どうも異色作のようだった作品ですね。
マレーシア映画にも、日本人は出てきますが、日本兵とか、侍の生き残りとかが多いですね。
もう少しハジけてもらいたいものです。