ちょうど3年前の9月9日にこんな記事(こちら)を書いた。
(勝訴を喜ぶマック・カレー(McCurry)オーナー夫妻、英字紙『スター』より)
KLイポー通りにある庶民的なインド料理店『マック・カレー(McCurry)』が、店名に「マック(Mc)」の使用を巡って世界的ハンバーガー・チェーン、マクドナルド(McDonald)に訴えられ、1審ではカレー店側が敗訴していた。
それから3年、忘れかけていた話だったが、最高裁まで審理され、今度はマック・カレー側が勝訴したという。最高裁は、Mcの独占使用を認めない判断を下したという。ちなみにマック・カレー側によれば、Mcとはマレーシア・チキンの略とのこと。
しかし、マクドナルドも大人気ない気もしたが、マック・カレー側も諦めなかった。
この裁判で「Mc」の使用継続以外にマック・カレーが勝ち取ったのは、たったのRM1万(約28万円)。裁判にかかった費用だという。
これだけ聞くと8年以上も争う価値があったものかと首を傾げたくなるが、“世界的ファースト・フードの巨人マクドナルドに勝った庶民派カレー店”の称号を国内外に広めたのだから、粘った価値があったようだ。