昨日、英字紙『スター』で最も閲覧された記事が、「107-year-old wants 23rd hubby」。なんだか“世界仰天ニュース”の類いの香り。
ウォッ・クンドール(Wok Kundor、107歳)さんは、薬物中毒のリハビリで当地を訪れていた37歳の男性と05年に結婚。男性は、今年7月にリハビリを終えて、クアラルンプールに戻ったことで、寂しくてしかたがないとのこと。(結婚も解消したと読める)
彼女は、ラマダン(断食)明けの大祭には、男性のもとを訪れ、復縁するならば、次の結婚のことは考えないと打ち明けるつもりだという。
本当に107歳なのか、結婚歴が22回なのかの信憑性は別として、イスラム信仰とマレー文化の色濃いトレンガヌの土地の話というのが興味深いところ。マレーの人は「孤独」があんまり好きでない性向があるのも本当で、イスラム教では成人の男女が独身でいるのは不自然と見なしている部分がある。
記事では、彼女は家族のことや結婚歴について口をつぐんでいるそうだ。この辺がもう少しわかれば、もっといい記事になったろうが。
しかし、これってラブコールだよなぁ。
「1月に元夫がくれた黄色い民族服バジュクロンを着ていく」、記事の結びのコメントがいじらしい。
まだまだ、知らない世界があるなぁ、としかコメントできない。