注目のジャス・バンドTokyo Blueのリーダーである前川博昭の危機を救え!、と地元インディー系ミュージシャン達が3日、ライブハウス「ノー・ブラック・タイ(No BlackTie)」にてギグを行う。
前川は、12歳の頃からマレーシア在住。地元音大卒業し、当地でミュージシャンとして活動をしている。
前川は、先月、ギグの後にタクシーを待をしていたところ、暴走族に商売道具のベースやアンプなど(RM1万2000相当)を奪われる事件に遭遇した。
前川の危機に友人のミュージシャン達が立ち上がり、午後9時半から『HEY THAT’S NOT YOUR BASS!』と題されたギグを行う。収益は、前川のベース購入のための資金として寄付される。
出演予定のミュージシャンは、発起人のラザ・サレ(Raza Salleh)ら17組。
失ったものは、楽器という値がつけられないもので、金額以上に大きいかもしれない。
しかし、その引き換えに前川は、12年間のマレーシア生活で得た友人のかけがえのなさを知る機会になると思う。
ギグの詳細は、こちら。
<追記>
前川君の話ですと、盗まれたベースのうちの1本は、戻ってきたとのこと。
また、ライブで集まったお金は、病気と闘っているミュージシャンのために使ってもらう意向とのことです。