驚愕の真相(その2)
公開日:
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最終更新日:2012/05/28
謎の怪魚ウモッカ
気をもたせたまま、前回のブログを「つづき」にしてしまった。
みなさん、キタ君のことをご心配だと思うが、ご安心ください。
2月4日、つまり明後日に帰国する予定です。
思わせぶりな書き方をしたが、実は彼は野犬に咬まれたのだ。
インドの野犬は狂犬病に罹患しているものが多い。
しかも、後ろから飛び掛られて咬みつかれたというから、
危険度は低くない。
ご存知のように狂犬病はいったん発症したら
致死率99.9%だ。
彼もそれはわかっているからすぐ病院に行き、ワクチンを打ってもらった。
発症前にワクチンを打ち始めれば、まず発症することはない。
(狂犬病の犬に咬まれたと決まったわけでもないし)
だから彼は命その他に全く別状なく、快適に過ごしているのだ。
ただし、狂犬病のワクチンは全部で6回打たねばならず、
最後の6回目は最初のワクチンを打った日から90日目となっている。
キタは1月17日ごろに咬まれ、最初のワクチンを打ったらしいから、
4月17日に最後のワクチンを打つまでは、
再度のウモッカ探しなどに出かけられないし、当然ながら本人ももう気力がない。
幸い、日本でもワクチン治療は継続できることがわかり
この度めでたく帰国となったが、しばらくは念のため養生することだろう。
もともと孤独な現地調査で疲れていることだし。
しっかし、野犬に咬まれたのは怖いし可哀相だが、
まるでマンガだ。
魚探しにとどめをさしたのが犬だったというのも…。
というわけで、私もさすがに今季は断念した。
で、来季、つまり今年の12月中旬出発を目標に、再挑戦したいと思う。
それまでにはなんとかインド入国禁止を解除してもらえるよう
インド大使館に働きかけるつもりだ。
次回もキタに参加してほしいが、「もうこりごりだ」と言うかもしれず、
その辺は本人の意思を尊重しなければならない。
今回のしょうもない一件については、まだ途中だが
(というより、行ってないから途中でもないんだけど)
どこかの雑誌で発表するつもりだ。
お楽しみに。
で、私は3月上旬から4月中旬にかけて
全く別の仕事で海外に出かけることになりそうだ。
行き先は…またしてもミャンマー。
それはいったい何の仕事かというと…。
(つづく)
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Comment
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ここまでくると笑えますね〜。
返って気持ちいいですね!
でもこうなると次回絶対見つかると思いません!?
今回の高野さん、キタさんには申し訳ないですが。
多分再度気分入れ替えれるいいきっかけですよ
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ふーむ。これほど不運が続くイベントとは・・・。だって狂犬病ってほんっとに恐い病気ですよ。ミャンマーにいる私の友人の娘さんは、犬屋で買ってきた子犬が実は狂犬病にかかっていたことを知らず、じゃれた子犬にほんの少し指をかまれたために感染して亡くなりました。この病気、義姉が生まれる前の年まで日本でもあったのだ!
ところでキタさんはタロットの名手でしたね。この旅に関し、タロットには何か気になるお告げとかは現れなかったのでしょうか。そこらへんも気になりますねー。ともかくキタさん、お大事に。
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義姉さん、
>じゃれた子犬にほんの少し指をかまれたために感染して
げげ、本当なのですか? 私もさんざ噛まれました。狂犬病の
予防接種は生後3ヶ月以上経たないと打てないとのことで(生後
一ヶ月でしたが、歯はしっかり生えていました)。 狂犬病って
どんな初期症状がでるのですか? かかっていなければいいですが。
高野さん
夏に現地に行ったときも結構サメの類は見られましたよ。目撃例は一件
だけですし、別に冬がウモッカのシーズンとも限らないと思いますが。
大変でしたね。
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タカさん、ご心配なら即お医者さんへ、としか申し上げられません。潜伏期間も人によって数週間から1年以上と色々あるようです。友人のケースは子犬が次第に錯乱状態になり、病気持ちと判明して処分。娘さんももしやと思って検査した時にはすでに遅し、ワクチンで助かる可能性もあったようですが、病院の不手際で治療が遅れ、悲しい最後を迎えました。善は急げ!ホントです。
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「マレーシアの密林に巨大生物!?足跡50センチ」
ですって。高野さん、探しに行って下さい。
(本文と余り関係のないコメントですいません)
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_02/t2006020304.html
http://news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/060127/ids_photos_wl/r3008256562.jpg