人は歩きながら何を思う
公開日:
:
最終更新日:2012/05/25
ただいま外出中
おはようございます。
今日は4時から歩いている小林です。
昨日は最高気温が5℃程度、道の両サイドには雪がたっぷり残っており、冷蔵庫の中を歩いているようでした。ふと左をみると、ニセコのゲレンデには沢山のスキーヤーが…
さて、「歩いて旅をする」と言うと、こう尋ねられることがあります。
「歩きながら何考えてるんデスか?」
人の歩みは速くても平均4キロ程度。途中の休憩を考えると40キロ歩くには、12時間は歩きます。
最初のうちは体力がみなぎっているので、景色を見たり、話をしたり、いろんなこと(仕事だったり、過去の失敗だったり、自分はこれからどうするかみたいな小難しいことだったり…)を考えたりと余裕があります。
が、100キロを越えたあたりから次第に様子が怪しくなってきます。
口数は少なくなり、頭には「今日の夕飯は何か」とか、「海辺には刺身の旨い店があるに違いない」とか、「その近くに温泉があれば…」とか、食うことと休むことで頭がいっぱいになります。
さらにそこを越えると、ある種の恍惚状態が来ます。マラソンランナーが体験するというランナーズ・ハイみたいなもんでしょうか。
現在の私はまだ歩きながら携帯で文字を打っていられるので、まだまだこれから。でも少し朝飯に意識が傾きつつあります…。
PR
関連記事
-
-
オシャレも歩きも足元から?
おはようございます、ただいま余市から小樽に向かって踏破中の小林です。 今日も快晴、Tシャツ姿です。
-
-
大山の寒さの前には、熱かんも無力?
暮れも迫った12月30日、辺境作家の高野さんと大山(おおやま)へ出かけた。 大山は神奈川県の丹沢
-
-
マーラー交響曲第2番「復活」を歌う
月末、長野の実家へ戻り、ある演奏会に参加した。 高校のブラスバンドで一緒だったメンバーが多く在籍
-
-
お父さんになりました。
くだんの“ケータイ海どぼん事件”のおかげで、一部の方々にメールや電話ができずにいたが、去る8月12
PR
- PREV
- ニセコ出発
- NEXT
- オシャレも歩きも足元から?
Comment
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.22; Mac_PowerPC)
そういう経験、必要ですね。