先日紹介したサザンオールスターズ/ソロ・ギター・コレクションズに続き、4月の出版告知第二弾(^_^)。
今月下旬発売の「アコースティックギターマガジンvol.64(リットーミュージック刊)」は、CS&N(クロスビー、スティルス&ナッシュ)の特集です。20年ぶりに来日を果たした往年のスーパーグループで、ウッドストック(’69年)への参加を皮切りに世界中のミュージシャンに深い影響を及ぼしたバンドです。日本では、ガロやアルフィーがその洗礼を強く受けた代表格でしょう。
んで、この特集の中で、僕は楽曲分析とスコアページを担当しました。
ギターを弾く方ならご存じと思いますが、彼らは40年以上も前に変則チューニングを完成させ、縦横無尽に操っていました。
何十年かぶり、マジメに(?)彼らの曲を分析し耳コピしましたが、いやはや、いい意味で骨が折れました。。
通常ギターは、6弦から「EADGBE」という音にチューニングするんですが、彼らのプレイはモーダルEチューニング(6弦から「EEEEBE」)とか、オープンDm7(11)チューニング(同様に「DACFGC」)とかの変則チューニングの嵐。しかも12弦ギターを弾いてたりするもんだから、どれが実音でどれが倍音か、どういう順番でピッキングしてるのか、ポジションはどこか、などなど解明するまで相当な時間が必要でした。
いろんな資料を調べたりMacに穴が空くまで動画を分析したりしながら、最後は自分の耳を頼りに、なんとかいい結果が出せたかなと思っています。
発売は4月27日。
ぜひ手にとってご覧ください。
んで、できればギターを弾きながら、CS&Nのすごさを探ってみてくださいな。