ざぼんラーメン

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 市内へ着くなり、最初のラーメンタイム。今回は以前ほどラーメンは食しなかったが、それでも5日間のうち3回食べた。そのうちの第一食目は与次郎ケ浜にある「ざぼんラーメン」。僕が鹿児島在住の頃からある老舗だ。ここは味はもちろんだが、大根の漬け物が食べ放題という点が嬉しい。ほとんどの場合、ラーメンとご飯を一緒に注文するのだが、この漬け物はいいアクセントになってくれる。さっきまで腹ペコだったのに一挙に満腹になり、繁華街にほど近い「いづろ通り(※)」にあるホテルへ。
 この「オリエンタルホテル」は、迎えに来てくれた友人Fが紹介してくれたビジネスホテルなのだが、一泊4,500円という安さ。しかも、彼の勤め先のお得意さんということで、なんと毎朝の朝食までつけてくれた。ありがたや〜、タイガーオートさん。

「さつま温泉」入口。温泉というわりには生活に密着している。


 彼はそのまま仕事へ戻り、僕はというと、昨夜からの疲れがどっと出てきたので、さっそく近くの温泉へ。徒歩10分ほどで「さつま温泉」に到着し、銭湯ほどの値段で温泉を満喫。昼過ぎだったこともあり、中はガラガラでほぼ貸し切り状態。いや〜気持ちんよか〜。早朝からやっており、休憩所もあるのでお勧めです。
 それからしばらく仮眠をとり、夜は当然のように鹿児島一の繁華街=天文館へゴー。

夕刻の天文館メイン通り


 連絡していた後輩Tと待ち合わせる。彼は、鹿児島最大の新聞社=南日本新聞社の南さつま支局長を務めている。仕事の忙しい合間を縫って、約1時間かけてわざわざ駆けつけてくれた。彼の紹介で、まだ若くて威勢のいいマスターと、僕好みのきれいなおかみさん(というにはあまりに若い)がやっているこぎれいな居酒屋へ到着。久々の薩摩料理と焼酎に舌鼓を打ち、話もはずみ大満足。その後Fも合流し三人で盛り上がり、2年ぶりの鹿児島の長い一日は終わりを告げた。
※この界隈は昔から石灯籠が多かったので「石灯籠通り(いしどうろうどおり)」と言われ、それがなまって「いづろ通り」になったそうな。ちなみに、鹿児島が故郷だというのになぜホテル宿泊なのかというと、すでに実家は全部引き上げ、こっちには誰も住んでいないからでござる。

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