三宅島ツアー

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 3月7日、三宅島でライブしてきました。
 今回は、鷹彦さんから「三宅島に行かんか?」とお誘いを受け同行したわけですが、三宅島在住の鷹彦ファンの方から「三宅でぜひライブしてください!」とラブコールを受け、数年越しの夢が実現したというライブでした。
 「神様が三宅に降臨」と、島中上げての大歓迎でした。
 村長さん・教育委員会長さん・警察署長さん・郵便局長さん・建築業会長さん・村議会議長さん・信用金庫支店長さん始め、高校の先生やら住職さんやら、島中の顔役たちが勢揃い。もちろん、三宅在住の高校生からおじいちゃん・おばあちゃんまで、約200人の暖かいまなざしの中、とっても気持ちよく演奏することができました。
3月6日
 22:20、竹芝桟橋から出航。途中かなり揺れる時間帯もありましたが、翌朝5:00になんとか無事に三宅島入港。慣れない環境の中で、ほとんど一睡もできませんでした…。
3月7日
 大雨・大風だったので(都内はこの時期には珍しく雪!)、予定していた島内観光も断念。午前中は休息に当てましたが、これまたほとんど眠れず…。
 午後から行動を開始し、とりあえず島内を一周。未だ記憶に新しい噴火の爪痕をあちこちで目撃しました。黒い溶岩や砂礫の中で、幹と枝だけが白くむき出しになった木々を見るにつけ、自然の驚異を感じると共に、なぜか悲しさがこみ上げてきました。

海っぺりにある新鼻新山。強風・大雨の中、一面黒い砂礫でした。

 15:00からリハスタート。このライブのために忙しい中かけつけてくれたPAの盟友沼さんに加え、今回はPAの神様:林京亮さんも一緒にセッティングを全て整えてくださり、リハもスムーズに終了しました。
 本番は、いつものように鷹彦さんのソロと、僕が加わったデュオ、オケをバックに流しながらの演奏など取り混ぜながらMCも挟みつつ、きっかり2時間で終了。鳴り止まないアンコールの渦が印象的でした。
 そして打ち上げ後、これまでの睡眠不足を取り戻すかのようにぐっすりと眠りにつくのでした。

ボケとツッコミも冴え渡り…。


デュオはとっても気持ちんよか〜〜。


3月8日
 午前中、立ち入り禁止地域ギリギリまで上り、爆発と風雨に浸食された山肌をじかに体験してきました。

溶岩に覆われた展望台にて

 お昼くらいの出発でしたが、まずヘリコプターで大島へ渡り、さらにセスナ機で調布飛行場へ帰還という、初めての乗り物での移動です。ヘリは、強風の中でも意外と揺れず、あっというまに大島に到着。接続時間がかなりあったので、温泉をゆっくり楽しみました。セスナもほとんど揺れはなく、これまたあっというまに調布に到着。行きは6時間以上も船に揺られたのに、帰りは正味1時間もかからずに移動とは、なんだか不思議な気分です。

セスナ機内より。東京競馬場はやはりデカい!


 今回のツアーは、鷹彦さんのファンの方の情熱で実現したライブでした。島民の方々はとても暖かく優しい人ばかりで、とても幸せな気持ちになると同時に、これも鷹彦さんの技術・パワーに加え、その優しさあふれる人徳のたまものだと、改めて感じ入るのでした。

マネージメントでお世話になった鈴木さんと

 三宅島のみなさん、ツアーコーディネーターの鈴木さん、PAの京亮さんと沼さん、全ての準備を一手に整えてくれたマミちゃん、そして誘ってくださった鷹彦さん、どうもありがとうございました!

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