瀬戸内で、歩く、飲む。
突然だけど、瀬戸内エリアに行ってきました。
メンバーは夫T&義母の3人。
愛犬の手術から数日。
どうしようかとも思ったけれど、ひとまずは元気。
留守中は友人Nちゃんが家に来て、
お世話モロモロやってくれるという特別企画!!
そんな協力もあって、めったにない国内家族旅行が実現したわけです。
岡山まで新幹線。
乗り換えて瀬戸大橋を経てめざすは金毘羅さん。
駅から参道入口を経て頂上まで8000段。
10月なかばなのに陽射しは夏のよう。
汗だくになりながら途中「こんぴら狗:湯村輝彦作」に出会う
<しあわせさん、こんぴらさん>の横断幕。
「〜さん」のフレーズに西の文化を感じる。
高松までのローカル線で1時間。
3人とも荷物のことも忘れて熟睡(これぞ国内旅行。日本は平和だわ!)
宿泊は高松。
特に太刀魚のたたきが美味だった!
もちろんシメは讃岐うどん。
翌日は、高松港から直島へ。
瀬戸内旅行計画するまで知らなかったのだけれど、
直島はアートの島として世界的に有名。
夏から開催されている瀬戸内国際美術祭のため、
平日でも高速船に乗るのに1時間待ち。
直島に上陸とともに乗客がダッシュ(どこへ?)
人ごみも行列も苦手なので、このあたりでテンションが下がる。
直島の顔(?)と呼ばれる「赤カボチャ」など鑑賞する人もいない。
海の駅に行くとバスは満員で発車。
狙っていたレンタサイクルもソールドアウト(なるほど・・・・)
近くのカフェでようやくレンタサイクル入手。
激しいアップダウンの道に義母が挫折しそうになるも、
「島で一番人気のスポット」と呼ばれる地中美術館に到着。
整理券を配っていると聞いて受けとる。
入場可能なのは3時間半後・・・・・。
なーにがアートじゃあ!!
怒りのあまり、なぜか広島弁になる夫T。
<地中>は即座に却下して別スポットに行ったのだけれど、
まったく期待していなかった「ベネッセ美術館」を含め、
ほかのスポットは現代美術ならではの不可解な感じが悪くない。
「30分も並んで見たけど、しょーもなかったわ〜」
大阪のおばちゃんグループの前ではアートもかたなし。
まわりに笑いがおこる。
しかしコンセプトが<アートから生まれるコミュニケーション>
ということならコレも成功なのだろう。
自転車で島を1週したこともあって充実感にひたりながら、
フェリーで岡山・宇野港。列車で約1時間で倉敷へ。
夜、食事のために町に出るとものすごく暗い。
美観地区界隈は特に街灯はひかえめで、これも演出のひとつらしい。
前夜が和食だったので、スペイン料理「錬天地」へ。
すべての料理が美味しい。
それだけでなく客に気を使わせない接客が印象的な、
フロア係のおねえ様がステキだった。
東京にあったら来週、もう一度行きたいくらい。
翌日は、倉敷の町をひたすら歩く。
「意外と見るモノないんだよね」
友人にはそういわれていたけれど、
何もないところがなんだかすごくヨカッタ。
その友人の友人の店『蟲文庫』を訪れオーナー田中さん
&看板亀のツブちゃんに挨拶。
古い町並みにウクレレの音色が流れる。
平日の真昼間。
あとはビール飲むしかないでしょ。
肴は焼きママカリの酢漬けと蛸の旨煮。
義母の万歩計は、昼すぎに13000歩超え。
よく歩いて(こいで)、よく飲んだ2泊3日でした。
2010/10/16 | 旅と食
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