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愛犬マド、ビビリ退散キャンペーン続編。

久しぶりのブログ更新。W社長の協力でサイトが新しくなりました。

 

初夏から梅雨へ。

ワンコたちは絶賛換毛シーズン。

マドもザンザン抜けてます。それはもう、ビックリするくらい。

一度のブラッシングでコレくらい。

首まわりは少しフサフサしていても、ベースは短毛日本犬。

いったいこの毛はどこに生えていたの???

ブラシのたびにすごい脱毛して、外見もかなり変身。

3月20日頃のマド。

そして今日のマド。

ふた回りくらい細くなった。特に首と腰。

そのぶん頭が妙に大きくて、子犬テイストが増している(笑)

先代犬のダルマはM・ダックス。

換毛期はそれなりに抜けたけれど、体型が変わるほどではなかったなぁ。

晩年は特にエアコン生活のせいか、夏冬の差が少なくなっていた。それにくらべて、しっかり換毛するマドに、犬という動物の原点を感じるのだった

 

そして、本日の本題。

マドの日々のテーマといえば、ビビリ退散!!

動物行動分析学をもとにした指導をするドッグトレーナーKさんに、初めて相談したのは4月上旬。

第一段階のテーマは心の解放。リラックス=良いこと、はしゃぐ=良いこと。

これらを覚えるためにオヤツ作戦を実行。

オヤツがもらえるのは、ダラダラ転がっているとき、甘えて膝に乗ってきたとき、楽しくてピョンピョン飛び跳ねているとき。

緊張してカチコチになっていたら、オヤツはもらえない。

実はKさんの指導を受ける前は、まったく逆のことをしていた。つまり緊張=正解、と教えることに熱心になっていたのだ。

これらをあらためたとたん、いわゆる家庭犬らしい行動を見せることが格段に増えたマド。

家のなかでは概ね自然体になったきたものの、どうしても怖くて行けない場所がある。

それは、玄関からリビングに続く廊下と、その途中にある夫Tの仕事部屋。

廊下は尻尾を下げてダッシュ。仕事部屋には絶対に入らない。覗くこともできない。

第2回目のトレーニングは、そんな状況を見てもらうためKさん来訪。

マドにとって、なぜ廊下と仕事部屋が怖いのか?

Kさんの観察で、その謎がまもなく解明した。

怖いと感じるのは、私がその場所にいる時間が少ないからだという。たしかに廊下は通過するだけ。夫Tの仕事部屋については、用事があれば入り口で声かけるくらいで、なかに入ってくつろぐようなことはない。

今のマドは、私のまわりは安全エリアだとかたく信じている。私が使わない場所は、マドにとって“家の外同然”。そして、その部屋にいることが多い夫Tは、マドにとって“謎の場所に自由に出入りしている、謎の人物”ということになるのだという。

というわけで解決アプローチ法。

「その部屋にいって、夫婦でおしゃべりしてみてください」

Kさんのアドバイスにしたがって、夫Tの仕事部屋に入る。

「できるだけ楽しそうにしてくださいね~」

演技力は犬のトレーニングに不可欠だ。ここは照れずに、ビールでも飲んでいるつもりになっていると、1~2分したら。。。。なんと、自分から入ってきた!

ポイントは、ここでほめるのは夫Tだけ。私はKさん曰く「おやつと同じ」なので、何もしない。

そんな感じで2~3日。

マドは夫Tの膝にのってしまえば、私が不在でも仕事部屋でリラックスできるようになった。おいしいオヤツの後は、ベタベタに甘えながらウトウトしている。

安心と満足に満ちたマドの顔を見ていて、本当はこういうのやりたかったのだなぁ・・・・・と思う。

そして、プロの指導法・アプローチによる変化にも驚く。

マドがビビっている理由は、ほとんどが本人(犬)による思いこみ。屋外では、車や自転車、スーパーの買い物袋や大きな荷物を持った人などには、今もなおビビリ続けている。

「ビビる必要などないよ」

何度もそう言っているけれど、マドの耳にしっかり届いている様子はなく、ここ半年で大きな変化は感じられない。けれどおそらく、きっかけは意外なところにあるのだろうなぁ。

というわけで次回のKさんのトレーニングは、お散歩同行指導をお願いする予定。

 


2012/06/04 | 犬と動物

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コメントフィード

  1. マドちゃんまたまた苦手克服で、大きな成長を遂げましたね!
    素晴らしい成長物語をリアルタイムで知る事が出来て、いつも更新が楽しみです♪
    しかし、苦手の理由って意外な所にあるのですね。
    10歳過ぎても苦手満載のウチの子も、きっと意外な理由の積み重ねなんでしょうね。

    しつけ教室、トレーナーさんとのトレーニング、最後は家族から離れて、3ヶ月間学校への住み込みでのトレーニングとトライはしたものの、数々の苦手やビビリ過ぎの挙句のガウガウは変わらなかったので、成長著しいマドちゃんが眩しいです♪

  2. しばいぬさん

    苦手の克服は、なんだかんだいって完全に解決ってわけにはいかないと思ってます~。
    先代ダルマも生涯「おいで」を無視してましたし(しかも堂々と:苦笑)
    そしてマドも一進一退です。
    ドッグトレーニングは、マドが少しでもラクに生きられるようになれば、ということでやってますが、ビビリ犬と一緒に暮らして新たな発見もあるし、これはこれで新鮮です。
    ワンコ=居てくれてアリガトー!状態で、飼い主はユッタリ構えるしかないですね~


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