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辺境を歩く。未踏を書く。

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 みなさまへ告知&ご報告

ノンフィクション作家の木村元彦氏とトークイベントを行うことになりました。
司会は本の雑誌社の杉江由次さん。
どんな話になるのかはまったく不明です。
サッカー、セルビア、中東、アフリカ、好きな本、取材の苦労とかの話になるかもしれません。
日程、場所など、詳しくは以下をご覧下さい。
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「辺境を歩く。未踏を書く。」
〜『争うは本意ならねど』(集英社インターナショナル刊)刊行記念〜
日時:2月26日(日) 16:30〜18:30
会場:西武池袋本店別館8階 池袋コミュニティ・カレッジ5番教室
定員:70名
参加チケット:1000円(税込)
チケット販売場所:西武池袋本店書籍館地下1階リブロリファレンスカウンター
お問い合わせ:リブロ池袋本店 03-5949-2910
内容:
Jリーグの我那覇和樹選手へのドーピング冤罪事件の真相を描いたノンフィクション『争うは本意ならねど』の著者、木村元彦さん。忘れ去られかけていたこの問題にスポットをあて、「実は、我那覇選手こそが日本のサッカー界を救っていた」という隠れた事実を掘り起こしました。
本書の刊行を記念して、著者の木村元彦さんが、辺境冒険作家の高野秀行さんとトークイベントを開きます。
サッカーを通して旧ユーゴスラビアの民族紛争を描いた“ユーゴサッカー三部作”をはじめ、常にマスコミに見過ごされた事象に光をあてる木村さん。一方、辺境冒険作家として、人の歩かない場所に足を踏み入れて数々のユニークな作品を生み出している高野さん。
そんなお二人の視点、作風、世界観などを、本の雑誌社の杉江由次さんの司会進行のもと、じっくりと語り合っていただきます。
プロフィール:
木村 元彦(きむら・ゆきひこ)
ジャーナリスト、ノンフィクションライター。愛知県生まれ。サッカーを縦軸に旧ユーゴの民族紛争を描いた『誇り ドラガン・ストイコビッチの軌跡』『悪者見参 ユーゴスラビアサッカー戦記』『オシムの言葉』(いずれも集英社文庫)は、ユーゴサッカー三部作と称される。著書に『蹴る群れ』『オシムからの旅』など多数。『社長・溝畑宏の天国と地獄 大分トリニータの15年』(集英社)と本書は新たなJリーグ三部作のラインナップとして上梓。三作目を構想中。『オシムの言葉』(小社刊)で、第16回ミズノ・スポーツライター賞を受賞。
高野 秀行(たかの・ひでゆき)
ノンフィクション作家。1966年東京八王子生まれ。早稲田大学探検部在籍中に書いた『幻獣ムベンベを追え』(集英社文庫)によりデビュー。辺境探検をテーマにしたノンフィクションや、青春や日本での異文化体験を描いた作品を多数発表している。2006、『ワセダ三畳青春記』(集英社文庫)で第一回酒飲み書店員大賞を受賞。主な著書に『アヘン王国潜入記』『腰痛探検家』(以上、集英社文庫)、『イスラム飲酒紀行』(扶桑社)、『西南シルクロードは密林に消える』(講談社文庫)など。3月下旬に『未来国家ブータン』(集英社)刊行予定。

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    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
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