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「未来国家ブータン」刊行記念トークイベント

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 みなさまへ告知&ご報告


3月30日(金)19:30〜西荻窪の「旅の本屋 のまど」にて、新刊「未来国家ブータン」発売記念でトークイベントを行います。
今回のお相手は生物資源探索会社を経営し、私をブータンの送り込んだ張本人である
二村聡氏。
ブータン政府と正式に業務提携した二村氏は、なぜ私を真っ先に現地に送り込むなどという
リスキーな手に出たのか? 
でも私はその指示を無視して雪男探し。その結果はいかに?
ご興味がおありの方は、ぜひご参加ください。
詳しくは以下のとおりです。
◆高野秀行さん  スライド&トークショー◆
「不思議の国、ブータンの辺境旅」
———————————————————————-
新刊『未来国家ブータン』(集英社)の発売を記念して、辺境作家の高野秀行さんを
お招きしてブータンの知られざるユニークさについてスライドを交えながらたっぷりと
語っていただきます。前作『イスラム飲酒紀行』では酒を求めて禁酒のイスラム圏を
彷徨い歩いた高野さんが、今回訪れたのは今注目のブータン。生物資源調査という
名目で入国したものの、本当の目的は雪男探査。その調査の過程で3〜4000mの
山々を歩きながら情報を収集しているうちにブータンという国がいかにユニークで
あるかということに気づいたとのこと。一体、ブータンの特異性とは何なのか?
今回のイベントではそんなブータンの秘密について高野さんの貴重な体験談を生で
聞けるチャンスです。高野さんのファンの方はもちろん、ブータンの歴史や文化
に興味のある方はぜひご参加ください!
※トーク終了後、ご希望の方には著作へのサインも行います。
————————————————————————
●高野秀行(たかのひでゆき)
1966年東京都生まれ。早稲田大学探検部当時執筆した『幻獣ムベンベを追え』で
デビュー。タイ国立チャンマイ大学日本語講師を経て、辺境作家になる。誰も行かない
ところへ行き、誰もやらないことをやり、誰も知らないものを探す。それをおもしろ
おかしく書くをモットーに、多くの作品を生み出している。2006年に『ワセダ三畳青春記』
で第一回酒飲み書店員大賞を受賞。
◆高野秀行公式ブログ
http://www.aisa.ne.jp/mbembe/
———————————————————————–
【開催日時】  3月30日(金)  19:30 〜 (開場19:00)
【参加費】   800円   ※当日、会場入口にてお支払い下さい
【会場】  旅の本屋のまど店内  
 
【申込み方法】 お電話、ファックス、e-mail、または直接ご来店のうえ、
 お申し込みください。TEL&FAX:03-5310-2627
 e-mail :info@nomad-books.co.jp
 (お名前、ご連絡先電話番号、参加人数を明記してください)
 
※定員になり次第締め切らせていただきます。
【お問い合わせ先】
 旅の本屋のまど TEL:03-5310-2627 (定休日:水曜日)
 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
 http://www.nomad-books.co.jp
主催:旅の本屋のまど 
 協力:集英社

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Comment

  1. gadogado より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/4.0; SLCC2; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 3.0.30729; Media Center PC 6.0; eSobiSubscriber 2.0.4.16)
    昨日ロンドンでソマリアの将来を話し合う会議が行われていましたが高野さんは招待されていなかったようで残念です。

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    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
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