カジュアル着物で遊ぼう
9月下旬に上梓した『着物の国のはてな』が、おかげさまで3刷重版になった。
嬉しい!
これも購読いただいた読者さま、
売っていただいた書店さま、
そしてこの本の応援や紹介していただいた、
皆さまのおかげです。
心から感謝申し上げます‼️
着物をデビューしたのが2019年5月末。
初めて選んだ着物はコレ↓
それからまさか1年半たらずで、
着物の本を書くことになるとは、
自分でもまったくの予想外だった。
初心者の視点そのままに、
ノンフィクションの手法で取材をしたら、
〝着物の国〟の謎が意外なほど解明されて、
自分でもかなり驚いている。
本書の内容をザックリ説明すれば、
着物にまつわる難しいルールの数々は、
主に戦後、昭和40年前後から呉服屋を中心にした
着物業界から発生したもの。
戦前から大正、明治、江戸…と、
歴史や伝統を遡ればまた違う価値観があったわけで
何を取り入れるかは、あくまで個人の自由だということ。
その事実を多くの人と共有できれば、
世の中がちょっと楽しくなるな〜。
そんなふうに思っている。
わかりやすい線引きは、
フォーマルシーンはパス!
とはいえ着物のハードルは、
決して低くはない。
①着付けができない
②着ていくところがない
③持っているけど面倒くさい
私もすごくわかる。
しかもコロナ禍で、
習いに行ったり、
お出かけするチャンスは
少なくなるばかり。
それならまずは、
お家でコーディネートを考えて、
遊ぶのはどーよ?!
やり方は簡単。
着物や帯を平面のまま並べるだけ😆
テーマ・ラブリーになりすぎない和洋折衷コーデ。
冬は和洋折衷コーデ挑戦のチャンス!
ブーツや帽子、アームウォーマー、手袋などは、
「寒いから!」と言いわけすればオッケーだ。
実際、暖かいしね❣️
紬の着物は義母からのいただきモノ。
帯は自分で買ったアンティーク。
帯締めは母の残り物。
帯揚げはラオスで買ったスカーフ。
お金かかってないけど、
お気に入りを総動員してみた。
コーディネートで遊ぶ唯一のコツ(?)は、
着物は袖と裾まで広げること。
着物は面積が広いので、
畳んだ状態で考えても、
初心者にはイメージするのが難しい。
実際、着てみてると全然違うこともある。
あとは写真に撮っておくこと。
着物コーディネートって、
アイテムが多いからなのか?
速攻で忘れる。
記憶力どーなってるの⁉️
と思うくらい忘れる。
そして、上記のコーディネートを着たのがコチラ。
足首すっぽりのブーツなので、
着物の裾をジャストの長さに着付けてみた。
下はブルーのタイツ。
丈が短いから動きやすい!
マフラーを外すとこんな感じ。
ちなみにこのコーディネートは、
10月初旬に開催した、
『着物の国のはてな』出版イベントの
ときのものとかぶっている。
あの日は暑かったので、
単衣のアンティーク着物。
半衿と帯、帯締め、帯揚げ、
すべて同じ。
だけどかなり涼しげ。
足下はシンプルに白足袋に下駄だった。
初夏から初秋は、
着物がとにかく暑いので、
使うアイテムも少ないのが吉😊
そんなわけで、冬のお楽しみ。
和洋折衷コーディネートその2
テーマ・推しのライブに着物で参戦
着物はアンティーク。
帯はリサイクル。
着るとこんな感じ。
ポイントは、昔「毒蛾かよ!?」と
友人に褒められた古いセーター🤣
後ろがゴムの太ベルトを利用して、
〝結ばない帯結び〟をやってみた。
これラクでいいわー!
マフラー外すとこんな感じ。
帯結びの後ろは、
一見するとお太鼓みたいだけれど、
ゴムに挟んでずらしているだけ。
着なくても、
並べるだけでも楽しい、
カジュアル着物コーディネート。
お家時間にやってみて〜‼️
2020/12/22 | アレコレ
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