近頃ちょっと、いい感じ。
マドのビビリ退散キャンペーンは、あいかわらず続いている。
車や自転車が怖いというのは、実はそれほど変化なし。細かいことをいえば、道路の左側でないと歩けないというのも。。。
しかし、それらは飼い主が合わせてあげれば、ほどほどやり過ごせることで、ものすごーく困ることではない。
一番困っているのは、夫Tとマドの関係だ。
私が同席していると、そこそこリラックスした関係。マドはTの横にピタリとくっついて、おやつの催促なんぞしている。ふざけて転がっていたりもする。
けれど私が外出中は、お互いのあいだに微妙~な空気が流れる。
甘えたいのに怖い、怖いけど甘えたい、でも、やっぱり怖い・・・・!
マドはそんな感じで、部屋のなかを右往左往するという。Tとしては無理やり横に座らすこともできず、かなり途方にくれてしまうのだそうだ。(私は目撃したことがないので、詳細はよくわからない)
そんな緊張状態を緩和する方法はないのか?
重要なのはマドが「Tと一緒にいたら楽しかった」という体験を増やすこと。これまでもイロイロやってきたが、最近になって新たにふたつの方法を取り入れてみた。
その1→散歩のパターンを変える
これまでマンション前からリードをつけて歩いていたが、固まってしまってほどんど歩かない。チーズを食べさせると歩くけれど、何しろマドがまったく楽しそうじゃない。環境を変えると歩くこともあるので、スリングに入れて(これは大好き)自転車で公園へ。そこでフレキシブルリードにつけかえて歩くことにした。
Tの報告によると「このほうが格段に楽しそう。ビビリモードに入ることも少ない」という。フレキシブルリードによって、緊張しない距離を保てるからか? ためしにオスワリやオテ、フセの指示をするとサクサクとやってのけるという。
ちなみにこれらのコマンドは、すべてTが教えている。そして、すぐに覚えた。やることがハッキリしていたほうが、マドは緊張しないでTと向き合えるようだ。
その2→リラックス効果のあるマッサージをする
これは先日、私が取材先で会ったドッグマッサージの先生に教えてもらった方法。ひとつは、頭から背中、尻尾の先までをつなげて撫でるというもの。軽く押さえるように、体全体のラインをつなげるようにシュル~ンとするのがポイント。もうひとつは、足の付け根から足先にかけて。足先が地面にしっかりついている感じにすると、特に犬は落ち着くらしい。
公園散歩開始から約10日、そしてマッサージ開始から5日ほど。
昨晩、外出先から戻ると、Tが先に帰宅していた。「帰ったらすごく喜んだ。マッサージしたらすぐにリラックスして、転がりながら甘えてきた」という。こんなこと初めてなのでビックリ!
マドの表情を見ると、なんだか余裕。フツーの家庭犬みたいな顔をしているのだった。
猛暑だから、昼間はエアコンの部屋で爆睡~♪
2012/07/19 | 未分類
関連記事
-
マド、本物のコンパニオンアニマルになる。
先日、10月29日は『旅はワン連れ』出版記念のトークイベント開催日。 ...
-
『ゼロ!』文庫発売と最近のマド
『ゼロ! 熊本市動物愛護センター10年の闘...
-
ポプラビーチの新連載『旅はワン連れ』第1回更新
昨年の夏、愛犬マドとともに約2...
-
あけましておめでとうございます。
2014年 謹賀新年元旦からポカポカの東京。西日(写真参照)がたっぷり...
新着記事
-
ペットフレンドリーすぎる青森・下北半島の旅4
大間に滞在して、もうひとつ是非訪ねたいところ。 それは「仏ヶ...
-
ペットフレンドリーすぎる青森・下北半島の旅3
大間を拠点に下北半島の名所を訪問。 この日に目指したのは、寒...
-
ペットフレンドリーすぎる青森・下北半島の旅2
青森市内のまったり滞在期間を経て、いよいよ下北半島へ出発! ...
-
ペットフレンドリーすぎる青森・下北半島の旅1
先日、ちょっと早めの夏休みをとった。 今年は...
-
カジュアル着物で遊ぼう
9月下旬に上梓した『着物の国のはてな』が、おかげさまで3刷重版...
コメント/トラックバック
トラックバック用URL:
コメントフィード