犬連れタイ旅行終了、帰国しました。
昨日の午後、約2か月ぶりに帰国。
飼い主&愛犬ともに怪我や病気、トラブルもなく、元気に旅することができた。
。。。と思ったら、帰国直前にビックリすることが。
昨日の早朝、スワンナプーム空港でチェックインを済ませて出国手続きをしようとしたら、係官が「今回の入国スタンプってコレよね?」と訊く。
なぜそんなあたりまえのことを?
そう思いつつ「もちろん」と答えたとたん別室に連行。
キョトンとしていたら、隣のカウンターで手続きしていた夫も連行されてきた。
どーゆーこと?? と思ったら「8月9日でビザを失効している。オーバーステイだ」だといわれ、そんなはずない! と思った瞬間に大きな勘違いに気がついた。
タイは多くの国からの旅行者に手続きなしで観光ビザを発行している。だからこれまでビザの手続きなどしたことがなく、それについて詳しく調べたこともなかった。
そしてなぜかノービザ滞在は3か月まで、と思いこんでいたのだ。
ちなみに正解は30日。
行き慣れた国であるうえ、今回の旅では犬が無事に出入国を果たすための準備で頭がいっぱいで(おかげでこの点についてはバッチリだったのだが)飼い主の出入国についてすっかりおろそかになっていた。
係官がビシッと指差した紙には〈罰金1日につき500バーツ〉とあった。
日本円で約1500円。オーバーステイ26日、二人分で26000バーツ。
現金がないといったらATMまで係官が同行。
一応、とらわれの身なのだ。。。
とはいえ罰金ですんでヨカッタ。
それじゃ済まない国っていっぱいあるから。
そんな事情もマドは理解していたのか、飼い主が窮地に陥っていてもキャリーバッグでウトウト。
帰りの飛行機のなかでもほとんど眠っていて、たまーにオヤツをあげるとバッグのはしっこに鼻先を出してパクリとする。
約2カ月で、タイ各地を旅したマド。
ローカル列車で揺さぶられまくりで十数時間という移動もこなしている。
約6時間のフライトなど、もう余裕という感じだった。
元保健所犬にしてビビり代表のようなマドだが、体験を重ねることで旅犬としてのスキルはかなりあがったのではないか。。なんだか頼もしささえ感じるのは飼い主の欲目か。
写真は今日のマド。
久しぶりの自宅のマイベッドで全力リラックス中なのだ。
2013/09/04 | 未分類
関連記事
-
マド、本物のコンパニオンアニマルになる。
先日、10月29日は『旅はワン連れ』出版記念のトークイベント開催日。 ...
-
『ゼロ!』文庫発売と最近のマド
『ゼロ! 熊本市動物愛護センター10年の闘...
-
ポプラビーチの新連載『旅はワン連れ』第1回更新
昨年の夏、愛犬マドとともに約2...
-
あけましておめでとうございます。
2014年 謹賀新年元旦からポカポカの東京。西日(写真参照)がたっぷり...
新着記事
-
ペットフレンドリーすぎる青森・下北半島の旅4
大間に滞在して、もうひとつ是非訪ねたいところ。 それは「仏ヶ...
-
ペットフレンドリーすぎる青森・下北半島の旅3
大間を拠点に下北半島の名所を訪問。 この日に目指したのは、寒...
-
ペットフレンドリーすぎる青森・下北半島の旅2
青森市内のまったり滞在期間を経て、いよいよ下北半島へ出発! ...
-
ペットフレンドリーすぎる青森・下北半島の旅1
先日、ちょっと早めの夏休みをとった。 今年は...
-
カジュアル着物で遊ぼう
9月下旬に上梓した『着物の国のはてな』が、おかげさまで3刷重版...
無事お帰りで良かったです。
ビビリ=環境適応力がないと思ってましたが、家族と一緒なら意外に大丈夫なんですね。群れ(家族)の絆を感じます。
犬語をしゃべれるならマドちゃんに感想を聞いてみたいもんです。
Yaaさん
今回は、犬の適応能力に感心させられることが多かったです。日本ではできないノーリード散歩にも挑戦しましたが、マドはコチラの行動を見ながら走ったり臭いチェックしたり。楽しそう姿を見ることが多く、旅に出て本当に良かったなーと思いましたw
お帰りなさい。お疲れさまです。
マド、ご主人さまと2ヶ月ものタイへの長期旅行、ホントに素敵ですねー。本になるのを心待ちにしています。
『保健所犬を飼う前に知っておきたいこと』
感激です。有難うございました。
沢山の方に読んで頂いて、保健所犬の事、知ってもらえたらと思います。
日本は異常気象で不安定なお天気の日か続いています。旅のお疲れがでませんようにお身体気をつけて下さい。
志保さん
こちらこそ『保健所犬を飼う前に~』では大変お世話になりました!
ステキな体験談を紹介することができてうれしいです。
パールちゃん、ユメちゃん、そしてオトウサンにも、どうぞヨロシク♪