うまくらぶ

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 秋のGI戦線がスタートし、この週末には第二弾「秋華賞」が行われる。
 僕は、個人で重賞を楽しむ以外に、友人と「うまくらぶ」なるものを結成し勝負を楽しんでいる。春は高松宮記念から10戦、秋はスプリンターズステークスから10戦、それぞれダート戦を除いたGI10戦で勝負を決する。
 各人・各レース1000円ずつの掛金の中で、方式・馬組は自由。とにかく10戦終わった段階で収支が一番多い人が優勝だ。優勝者には、他の三人からプレゼントが贈られる。とは言っても、金銭とか品物ではなく、カニのフルコースをご馳走するとか大江戸温泉にご招待するとか、みんなで楽しめる商品だ。
メンバーと言えば…
・「競馬はロマンだ!」を信条とし、自分が惚れた馬に深い愛情を注ぎつつ、勝つべきレースではきっちり勝ちにいくK師匠
・意外とデータ重視派で、どこで仕入れたかわからないセオリーを重視しつつも、思わぬところで理にかなった知識力が発揮されるC先生
・直感と本能で判断し、傾向と対策よりもまず馬の気持ちになることをモットーとし、特に牝馬戦にはめっぽう強いS女帝
 この三人に僕を加えた四人で、毎年春先・秋口になると「そろそろやねぇ〜」とメール交換しながら勝負がスタートする。
 現在はそれぞれの居住地もバラバラなので、予想の交換は出走直前締切で一斉メールし合う。この段階での、それぞれの個性や考え方のもと、和気藹々のやりとりが実に楽しいのだ。レース終了後は、誰かが当たったらみんなで「よくやった!」とか「おめでとう」とか祝福し合い、全員が外れたら「次回はとりますよ〜」と言って牽制し合う。
 そして年に一回ほど、みんなの都合をつけて会合を開き、反省やら激励やらしながら、馬を肴に飲む。
 先日のスプリンターズステークスは全員敗退。まだまだ先は長いが、またワクワクする日々が待っている。友人とこういう楽しい時間が持てるのも競馬のいいところ。僕に競馬を教えてくれたK師匠には感謝感謝だ。
 さて、競馬予想には人それぞれのやり方があるが、僕はまず基本を徹底的に学ぶことから始めた。とにかく競馬に関する本を読みあさり(50冊は読んだだろうか…)、ネットでデータを調べ、JRAサイトで過去のレースを見まくった。
 競馬本に関しては、馬を数値化したり数字から万馬券を予測するなど「?」と思われるものも多い中、現在でも繰り返し読み、僕がバイブルとしている本があるので紹介しておこう。

競馬のツボシリーズ
総和社安東裕章著)
    

 著者の安東氏は、馬券の当て方と言うよりは、競馬そのものに対する考え方を説いており、具体的かつ大局的にまとめられている。文章も理路整然としており、たいへんわかりやすい。僕も安東氏の考え方を大いに参考にさせてもらっている。
 ちなみに、安東氏はブログでも「ツボ」シリーズを展開しているので、興味がある方は覗いてみるといいだろう。僕もたまに書き込みしている。
●競馬のツボ<ブログ版>

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