はるがいったら
第18回小説すばる新人賞を受賞した
飛鳥井千砂さんの「はるがいったら」
文庫化に際して解説を書かせていただきました。
両親が離婚して、離れて暮らす姉弟。
完ぺき主義の姉・園(その)と
体が弱く冷めた性格の弟・行(いく)。
高校に通いながら行が世話をするのは、
寝たきりの要介護犬のハル。
しかし、行が急病で入院。
園がハルの世話をすることに。
それをきっかけに姉弟に転機が訪れて・・・・
恋愛や進路、家族の問題などを通じて、
姉弟の成長が瑞々しい感性で描かれる青春小説。
「きみたちのような若者に会えて、私は嬉しい!」
読み終えたき、そんな気持ちになった物語。
1月20日・集英社文庫より発売されています。
2009/01/22 | 告知・報告
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