10月29日、創業10周年を迎えました。
今から10年前の2004年10月29日、金曜日。有限会社AISA(アイザ)は生まれました。
創業者であり、社長兼雑用係である私、小林渡は大学卒業後、西宮酒造(現日本盛)で営業マンを経験したのち、4年でドレミ楽譜出版社へ転職。編集業務を行うかたわら、学生時代に知り合ったミュージシャンの音楽活動を手伝い、そこで身につけた技能や経験を足がかりに商売をしてみようと思いいたります。確か2002年あたりのことでした。
しかし、当時の私にはさしたる資金もなく、起業の知識どころか、決算書の読み方もわからないレベルで、もやもやとした気持ちだけを抱え、焦りや苛立ちとともに日々を過ごしていました。
そんな内面を知ってか知らずか、独立の夢を口にする度に、いろんな人たちが声をかけてくれました。起業に向け背中を押してくれた人、具体的な経営企画の立て方を教えてくれた人、起業までに必要な書類や手続きを実際に手ほどきしてくれた人、資金の融資を申し出てくれた人、親身に思うがゆえに独立を反対してくれた人など……。
その人達のおかげで、僕は起業への道を歩むことができたのです。
創業日の10月29日(金)は、江古田のBUDDYというライブハウスで迎えました。
会社の事業の1つとして考えていた音楽部門で、尺八とギター、ドラムからなる、OΛS/S(オアシス)というバンドのアルバム発売記念ライブを行ったのです。OΛS/Sとはその後、マレーシアへ渡って、現地のミュージシャンと共演したり、国営テレビに出演したりと、相当面白い時間を過ごしました。2005年にはマレーシア文化・芸術・伝統省の後援をとりつけ、共演したミュージシャンを日本に招聘してコンサートをひらくという大ばくち興行もやったほどです(笑)。
おかげさまで大赤字をこさえ、それを汐に音楽事業は縮小しましたが、2008年、企画を依頼された「酒井松道尺八リサイタル“尺八の系譜”」が文化庁芸術祭大賞(音楽部門)を受賞したので、人生何がどこでつながるかわからないものです。
最近は、本や広告類の編集一式を請け負う編集業が主な仕事になっています。
10年という一区切りを迎えることができたのも、多くの皆様のおかげだと心から感謝しています。ありがとうございました。次の10年も無事に迎えることができるよう、精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2014年10月29日(水)小林渡
写真はいただいたお祝いの一部です。
この年でメダルをもらえるとは思ってもみませんでした(笑)。
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