『極楽タイ暮らし』
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最終更新日:2012/05/28
著作紹介
『極楽タイ暮らし』(ベストセラーズ、2000年)
タイに暮らして初めてわかった「微笑みの国」の人々の知られざる素顔。タイ人は笑ってごまかし怒られたときのために「反省の笑み」まで用意している。熱帯の国なのに誰もがすごい暑がりである。酒を飲むとすぐにケンカになり勘定も払わない。オカマも多いがタイの男性はみんなナヨナヨしている。ラクで便利で快適なのが何よりも好き…など、タイに住んでみたくなる楽しい体験がいっぱい。
<著者から一言>
私の第5作。なぜか私の本の中ではいちばん売れている。
ワニ文庫だし、「極楽タイ暮らし−−微笑みの国のとんでもない秘密」なんてスゴイ副題がつけられたため(もちろん版元がつけた)、よく風俗紹介の本と間違えられる。売れてるのはそのせいかもしれない。
ミニコミ誌で連載していた「タイ人気質」というコラムを単行本にしたもので、ユーモアたっぷりだが、内容も文章は意外に(?)マジメである。
☆書評
「表紙はお気楽だが、中身は第一級のタイ文化論」
−−「DACO」2004年9月(バンコクの邦字情報誌)
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Comment
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はじめまして。
高野さんの著作のファンです。私も入り口はこの本でした。
「高野本」の初心者にはよいかも知れません。
なんかの飲み会の後で酔っぱらって入ったコンビニで
手にして何気なくレジに持って行ったのですが、一時期
トイレに入るたびに持って行く本となり、約1年間タイ語の
猛特訓(?)をし、昨年末実質初めての訪タイを果たしました。
(「実質…」とあるのは以前マレーシアのランカウィ島に
行ったとき対岸のサトゥンに日帰りで行ったため。
そこではマレー語も通じます。)
この本のおかげで予備知識が備わり、楽しいタイ滞在になりました。
しかし滞在中、物を買ったり等タイ人と会話をしましたが、
正味たった6日間でオカマ3人と会話しました。
これってオカマの遭遇率が高い方なのでしょうか?
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お買い上げありがとうございます!
6日間でオカマ3人と会話というのは、遭遇率としてはごくフツウだと思います。
でも、オカマ遭遇率は年々アップしてるような気がしてなりません。