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著作紹介<3>ワセダ三畳青春記

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 著作紹介

著作紹介<3>
『ワセダ三畳青春記』集英社文庫、2003
 三畳一間、家賃1万2千円。ワセダのぼろアパート野々村荘に入居した私はケッタイ極まる住人たちと、アイドル性豊かなおばちゃんに翻弄される。一方、私も探検部の仲間と幻覚植物の人体実験をしたり、三味線屋台でひと儲けを企んだり。
 金と欲のバブル時代も、不況と失望の九○年代にも気づかず、能天気な日々を過ごしたバカ者たちのおかしくて、ちょっと切ない青春物語。文庫書下ろし。
(解説:吉田伸子)
<著者から一言>
 昨年(2003年)書いた第8作。私が飲み会の席でよくしゃべっていたバカ話がまさか活字になり、しかも文庫になるとは思わなかった。
☆大槻ケンヂが選ぶ2003年の本ベスト1!
「『マカロニほうれん荘』『男おいどん』『めぞん一刻』『ボーダー』さらに『ハチミツとクローバー』まで、下宿ものの楽しさバカバカしさがギッシリとつまり、読者は必ず大家のおばちゃんを心から愛してしまうこととなるのだ。ラストは泣かせるし…」
(大槻ケンヂ『本の雑誌』2004年1月号)

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Comment

  1. chomoの日記 より:

    [読書]ワセダ三畳青春記(ISBN:4087476324)

    ワセダ三畳青春記(集英社文庫)高野秀行著出版社 集英社発売日 2003.10価格  ¥ 580(¥ 552)ISBN  4087476324bk1で詳しく見る  早稲田大学探検部に所属し世界各地を回った経験のある著者の体験を元にした小説。と言っても舞台は氏が回った世界ではなく日本…

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    • ちょっと私の「間違う力」に似てるんですよねえ。 https://t.co/gjnkBOV8dZ ReplyRetweetFavorite
    • 『やってくる』についてツイートしたら、友だちから「あれ、意味がよくわからないけど面白いよな!」と連絡が来て、1時間以上も電話で喋ってしまいました。いろんな人のところにやってきてるみたいです笑 https://t.co/aQDAxRidt7 ReplyRetweetFavorite
    • 奥村さんやザイール人ミュージシャンの生き方や音楽は「やってくる」で言われていることに近いような気がしてならない。少なくとも同時並行で読んでもいっこうに違和感がなかった。 https://t.co/67hq52qI9Z ReplyRetweetFavorite
    • 正直言って著者が語ることは半分以上わからないのだが、それでも面白くてちょっと笑ってしまう感じは、かつてオートポイエーシスを読んだときの感覚に似ている。今生きている世界の前提を地面から丸ごとひっくり返しにかかるような感覚。 https://t.co/SnNzOfUfLs ReplyRetweetFavorite
    • もう一冊は郡司ペギオ幸夫著『やってくる』(シリーズ ケアをひらく 医学書院)。帯のあおり文句が強烈で「これを買わずして何を買う」という気持ちになって買ってしまったが、読んでみたら想像したものとは全然ちがったのにすごく面白かった。そもそも何を期待していたのかも忘れてしまった。 ReplyRetweetFavorite
    • 著者の奥村さんの行動原理には外部からの「こうあるべき」みたいな規範が一切ないのがたまらなく痛快。それに、アフリカでもっともハチャメチャ(てことは世界でも)なザイール(コンゴ)人の建前や時間感覚や自分と他人の区別など全てが溶解してい… https://t.co/JdvQPjdCFq ReplyRetweetFavorite
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