優勝の行方

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ドイツ(3) – (1)ポルトガル


 今回のフィナーレですが、ずばり上のように見ています、希望的観測と冷静な判断を天秤にかけた結果ですが、イタリア・フランスは…。ん〜、なにか足りん。なにがってうまく言えないんですけどねぇ。ここは、あくまでも超個人的偏重主義でドイツ優勝を貫きます。
 んで、得点王はクローゼで今大会8ゴール、通算で13ゴールはいくんではと。ちなみに、先日ロナウドが通算15ゴールの新記録を達成しましたが、上には上がいて、’58年スウェーデン大会で、フランスのフォンティーヌ選手は大会新記録13得点をあげたそうです。この記録は今も破られていません。しかもこのときのフランスは第3位だったにもかかわらず、です。…信じられん。
 ドイツ優勝の場合は、MVPもクローゼでしょうか。得点王=MVPでいいのかっていう気もしますけど。
 先日も触れましたが、今回はそれほどの大番狂わせもなく、現時点での世界中のタレントがひしめいた大会であるにもかかわらず、ふたを開けてみればなんか小粒というか、突出した選手がいません。ゆえに、MVPもなかなか「この人」っていう選手がいません。
 ただ、今回はGKのレベルがあがったと思っています。もしかしたら、ボールの構造が変わってミドルシュートが量産され、結果的にGKへの負荷が高まったため、逆に活躍の場を見る機会が多くなったせいかもしれません。
 しかし、特にトーナメントになってからのPKについては、読みというより、もっと積極的な心理戦─蹴る側の方向を無意識に誘い出すテクニック─が向上したんではないかと見ています。そういう意味でいうと、ポルトガルのリカルドドイツのレーマンは、PKだけではなく、さらに素晴らしい好セーブも連発していますので、むしろ彼らがMVPを獲得してもいいんではないかとも思っています。あとはドイツDFのラームか…ジミかなぁ。
 個人的には、ドイツ優勝を仮定した上でポルトガルが準優勝だったとしても、C.ロナウドまたはフィーゴにMVPをあげたいなぁ、ってな感情も働きますけどね。
 中二日の休息日を終え、いよいよ今日再開。そして週末に、この世界的ステージはクライマックスを迎えます。

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