ついに、ワールドカップ戦士23名が発表された。
FW以外は、まぁ順当と言ったところだろうか。久保が洩れたのは残念だが、ぜひとも大いに騒がせてもらいたいところだ。個人的には、重心の低い小笠原・ボランチ福西・カエル顔の小野と稲本といった、役者の揃ったMF陣を大いに楽しみにしている。
予選リーグは、クロアチア戦が一番苦しい戦いになると予想している。「ヨーロッパのブラジル」と言われるくらいに個人技にも優れ、なおかつ組織力もある東欧のサッカーは、ルーマニア・ハンガリー・旧ユーゴを含めて元々好きなのだが、その中でもクロアチアは非常に強敵。この第二戦は、目が離せないと同時に予選リーグの中でも特に楽しみな一戦だ。
それにしても、代表選手で最年少が駒野の24歳。次回ワールドカップは大丈夫なんだろうか、始まる前からなんなんだが。
ジーコは、やはりブラジルサッカーなので個人技尊重タイプ。前大会のトルシエは完璧に組織サッカーだった。そもそも、国民性的に組織の中で力を発揮してきた日本人にとって──最近はいささか違ってきているとは言っても──、ブラジルサッカーでどこまで通用するんだろうか。
僕はヨーロッパタイプの組織重視サッカー派なので、2010年南アフリカ大会こそは、ぜひベンゲルにやってもらいたいと、未だに思っているんだが。。。
いずれにせよ、あと1ヶ月足らず。2002年大会の時、予選の段階で「今回のMVPは絶対にカーンだ!」と見事に言い当てたYoshiも、寝る間を惜しんで観戦に明け暮れることだろう。
年別アーカイブ: 2006年
イントロダクション
僕は、作曲・アレンジ・演奏をするかたわら、「Score Analyzer」という一面も持っています。ミュージシャンを目指す人だったら一度は楽器店で目にしたことのある「バンドスコア」や「ギター弾き語り集」を制作しているんです。「Score Analyzer」は、簡単に言ってしまえば「耳コピの専門職」です(勝手にネーミングした職種ですが…)。
どんな楽器でも、一番最初はプロの演奏やCDを聞いて、同じように演奏できるようにコピーすることから始めます。「どうやって演奏してるんだろう?」という疑問からすべてが始まるんです。このコピーこそが、ミュージシャンへの第一歩であると断言してもいいくらいでしょう。
僕は、これまで数え切れないほどの楽曲をコピーしたりアレンジしてきました。そういう見地から、耳コピの方法やコツ、あるいは「楽譜とはなにか」までを、バンドスコアの制作現場からお届けしようと思います。これからプロのミュージシャンを目指したいと思ってる人はもちろん、楽器はやらないけど聞くのは好きだという人にとっても、わかりやすく興味深い内容にしようと思ってますので、ご期待ください。
では、まず現在の作業環境から紹介します。
・Main Monitor:Apple Studio Display(17inch)
・Sub Monitor:Sony SDM-X73(17inch)
・Keyboard:M-AUDIO/KEYSTATION 49e
・Software:Logic PRO 7.1.1
Sub Monitorの拡大
これまで、いろんな作業方法を試してきましたが、今は上のような実にシンプルな環境に落ち着いています。
作業の流れは、以下の通りです。
1.音源のデータをMacに取り込む。
2.Logicを立ち上げ、取り込んだ音声ファイルをAudioトラックに読み込む。
3.取り込んだ一本の音声ファイルを、作業しやすいように小節単位でマーカーを刻む。
4.曲全体の構成を把握し、同時に楽器編成・テンポ・キー・各楽器のチューニング・ビート等を確定する。
5.Logicを走らせながら実際のコピー作業に入り、原稿用紙にまとめていく。
6.全体を校正し、1曲分を綴じて完了。
実際のコピー作業は5の部分ですが、1〜4の段階も非常に重要で、特に4がしっかりしていないと、最終的に原稿として成り立たない譜面になってしまいます。たとえば、速いテンポ(おおむね四分音符=180〜200)での8ビートなのか、半分のテンポでのイントゥーなのかといったビートの判断を誤ると、全体のページ数も半減することになるので、印刷・製本といった出版行程の全体の流れ、はては予算組みから納期まで変更しないといけなくなります。
まぁ、単純に「この曲のこの部分をコピーしたいから」という方がほとんどだと思うのでそんな心配までは要らないのですが、それにしても曲の基本ビートやチューニング等を把握するという作業は、音楽的に重要なことです。
音を探る際の楽器ですが、今は音源類をすべて撤去して、LogicにバンドルされているSoft Synthで対応してます。通常1曲につき1ファイルを使い、1〜2トラックに音声ファイルを立ち上げ、3トラック以下に各楽器の音色をアサインしています。ほとんどのパートはエレピ系の音色で対応しますが、ベースとアコピ・ハーモニカ・ブラス関係は、それぞれ専用の音色を立ち上げて探っていきます。
Logicは、各ウインドウの構成をテンキーで即座に切り替えられので、メイン構成としては、上のようにモニター2台にそれぞれウインドウを立ち上げ、音量レベルを調整しながらシーケンス状態も直感できるように設定しています。
一般的にコピーする場合は、もちろんここまでの環境は必要ありません。僕も「ラジカセ+ギター」だけでコピーするところから初めて、少しずつ整えていったんですから。
HTML
タイトル部分をちょいとイジってみました。
HTMLをあれこれ触りながら勉強中といったところですが、ブラウザによって見え方がけっこう違うものなんですねぇ。僕は、メインブラウザとして「Firefox」を使用してるんですが、「Safari」「Explorer」「Netscape」(いずれもMac)で見てみたら、文字の配置とか色合いとかがまるで違った。けっこうショックです(涙)。
これが、世の大半を占めるWinユーザーが見たらどうなるんだろうと、いささか心配です。
もし見づらいとかレイアウトがヘンだぞと思ったら、文字を拡大・縮小してみてくださいね。
AB’S<エービーズ>
(このカテは、あくまでも独断によるFavoriteコーナーです。Yoshiの好みのバンドなり曲なりをエゴイスティックに紹介していきますんで、ご承知おきを。)
僕の音楽人生で、かなりのエポックだったバンド。れっきとした和製ロックバンドだ。1983年に結成、4枚のアルバムと、今で言うマキシシングルやベスト盤をリリース後、活動停止。
1983年当時は、ニューミュージックの時代が終わりフュージョンも下火、BOØWY・レベッカ・バービーボーイズといったポップロック、あるいはラウドネス・アースシェイカー・アンセムといったハードパンチャー全盛期だったので、同世代でも知らない人が多いと思われるマニアックなバンドだ。しかしながら、驚くべきはまずそのメンバー構成。
・芳野藤丸(G・Vo):元SHOGUN
・松下 誠(G・Vo):スタジオワーク系のソロギタリスト
・安藤芳彦(K・Vo):元PARACHUTE
・渡辺直樹(B・Vo):元SPECTRUM
・岡本郭男(D・Vo):元SPECTRUM
元々、スペクトラム大好き少年だったし(このバンドについてはまたゆっくりと)、ショーグンは小学生の頃に「俺たちは天使だ」っていうTVドラマの主題歌で圧倒的なインパクトが残っていたし、パラシュート(このバンドについてもまたゆっくり)も上京した頃毎日聞いてたんで、「AB’Sデビュー」のニュースを聞くやいなや、すぐにレコード店に走った。
もちろん、個人でもスタジオワークをこなしていた凄腕の持ち主達なので、音楽のことは当然知り尽くしている。
楽曲の完成度の高さ・ツインギターのバトルやアンサンブルの醍醐味・全員ボーカルという絶妙なコーラスワーク・ドスの効いた藤丸と透明感のある松下のツインボーカルの対比・長年寝食を共にしてきた(?)リズム隊のかっちょよさ…と、そのすばらしさは枚挙にいとまがない。しかし、えてしてこういうバンドほど売れないという日本の音楽業界。とほほ。
4枚目で大幅なメンバーチェンジをしており、もはやAB’Sとは言いがたいが、1st「AB’S」と2nd「AB’S 2」(まんまやないかい)は甲乙つけがたいほど出色のできだ。1stは全体的におとなしめだが、それまでに聞いたことのないような浮遊感と理解しがたいワイルド性が流れている。2枚目はロンドンレコーディングよるもので、全体に流れるUKっぽいサウンドがクールだ。
また、ツインギターバンドなのに、いわゆるギターサウンドバリバリになっていないのが心地いい。楽器の音色や存在を楽曲中心に考えるという点で、その後の僕の音楽感・アレンジ法・ギター感を決定づけたバンドだ。
残念ながら、これらは複刻盤も含めてすべて廃盤になっており入手はほとんど不可能。しかし、ヤフオクで根気強く探したかいがあり、ほぼ定価で手に入れることができた。
なんと、2005年に復活の狼煙を上げていたというではないかっ!「たばかれたか!」…とまでは思わなかったが、さっそくネットで調べてみると、ちゃんとオフィシャルサイトもあり、ニューアルバムもリリースしているとのこと。タイトルも「NEW」…まんまや…。
欣喜雀躍し、速攻でAmazonに注文したことは言うまでもない。今は毎日聞いている。
昔に比べてウエストコーストと言うか、かなりポップ路線になっているので多少困惑もした。オビのコピーも「これが日本のA.O.R.だ!」
……??。まぁ、それはそれとして、AB’SはやっぱりAB’S。今月、渋谷でライブもやるということなので、ぜひ行こうと思っている。
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Yoshiのブログ「Mongolian Blue」へようこそ!
しばらくの休養期間をおいて、このたびソロ活動を開始することにしました。OA’SIS時代から8年にわたって支え続けてくださったみなさん、本当にありがとうございました。今回、風りんを脱退するに当たってはたくさんの励ましや優しさをいただきました。残念な結果になってしまいましたが、頑張っていい曲を作り続け、みなさんにお届けするつもりです。これまで以上の応援、よろしくお願いします。
Mongolian Blue
文字どおり、モンゴルの大草原を彩る広大な空のことです。一般には「Mongolian Blue Sky」と言いますが、このブログでは「どこまでも抜ける蒼・いつまでも続く穏やかな時・自然体でいられることの幸せ」をテーマに、一音楽人としてのYoshiを発信していこうと思っています。お楽しみに。
さて、ブログを立ち上げるに当たって内容をいろいろ検討しておりましたが、あれこれ考えていても先に進まないので、とにかくお披露目してから徐々に整えていくことにしました。まだまだサラの状態ですが、少しずつコンテンツを増やしていこうと思ってます。
さしあたっては、以下のカテゴリーを考えています。
・Yoshiの作品集
過去に制作してきた楽曲の紹介や新曲のお披露目など。これまで触れなかった作曲時の秘話も満載です。
・○秘Yoshiのアレンジ法
アコギを中心とした楽曲の料理法を紹介。ちょっとした音楽理論も学べますよん。
・新耳コピ攻略講座
バンドスコアの制作現場から、耳コピの方法を丁寧に解説していきます。明日を夢見るアマチュアミュージシャンは必見。
・我が青春の名曲達
いわゆるMy Favorite Songs。ジャンルを問わず、未だに聞き続けている曲を紹介します。
・ミュージシャンのためのインテリア
知る人ぞ知るきれい好きなYoshiが、音楽制作環境をコーディネートします。
・新水滸概論
20年にわたって愛読し続けている「水滸伝」のよもやま話。タイトルは堅いけど、中身はくだけてますのでご心配なく。
・愛しのMacちゃん解体日記
手塩にかけて改造しまくった(?)Macちゃんの紹介。
とまぁ、いろいろ浮かんではくるものの、はたしてどこまで書き続けていけるのやら。焦らず慌てずアップしていきますんで、長い目でご期待ください。
それにしても、モンゴルの写真ってなかなかありませんねぇ。だれか「こんな写真あるよ」とか「旅行したときに撮ってきたからこの写真使ってよ」とかいう優しい方いらっしゃいましたら、ぜひご連絡くださいまし。
それではよろしゅ〜!