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		<title>辺境・探検・冒険ブログ　MBEMBE　ムベンベ</title>
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		<description>日本を代表する辺境探検作家、高野秀行のオフィシャル・ブログ</description>
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		<item rdf:about="http://aisa.ne.jp/mbembe/index.php?eid=882"><link>http://aisa.ne.jp/mbembe/index.php?eid=882</link><title>岡崎市のクライミングジムPlay Mountain</title><description>早大探検部時代に一緒にムベンベ探査を思い立ち、副隊長として参加した高橋洋祐から「岡崎市でクライミングジムをオープンした」という電話が入った。高橋は学生時代から熱病に浮かされたようにロッククライミングに明け暮れていた。大洋漁業に就職後も、「独立してクライミングジムをやりたいんですけど、いけますかね？」と上司に相談し、「そんなのやめろ」などと言われていたという。おそらく上司は「そんなことを俺に相談するな」という意味で言ったんだと思う。当時はまだ日本にはクライミングジムなんて一つもなかった。ひじょうに</description><content:encoded><![CDATA[<a href="http://aisa.ne.jp/mbembe/pic/2010.09.07yousuke.jpg" target="_blank"><img src="./pic/2010.09.07yousuke.jpg" width="320" height="240" style="float:right;"></a><br />早大探検部時代に一緒にムベンベ探査を思い立ち、副隊長として参加した高橋洋祐から<br />「岡崎市でクライミングジムをオープンした」という電話が入った。<br /><br />高橋は学生時代から熱病に浮かされたようにロッククライミングに明け暮れていた。<br />大洋漁業に就職後も、「独立してクライミングジムをやりたいんですけど、いけますかね？」と上司に相談し、「そんなのやめろ」などと言われていたという。<br />おそらく上司は「そんなことを俺に相談するな」という意味で言ったんだと思う。<br /><br />当時はまだ日本にはクライミングジムなんて一つもなかった。<br />ひじょうに先進的だったわけだ。<br />あれから20年近くが経ち、今ではそこかしこにクライミングジムができている。<br />高橋も実家の会社に戻って働きながら、やっと今になって長年の夢を叶えた。<br />しかも日本でおそらく2番目に広いという巨大ジム。<br />上司はもういないが、奥さんには呆れられているという。<br /><br />ふつうのジムの人工壁は木の板だが、高橋のジムPlay MountainではFRP（繊維強化プラスチック）の擬岩ウォールを使っている。<br />数年前、「これからベルギーのクライミングジムに見学に行ってくる」と電話で話していたが、そこでのものを採用したらしい。<br />見ればわかるが、本物のクライミングにかなり近いイメージだ。<br />子供や素人にもとっつきやすい。<br /><br />興味がある方はぜひ行ってみてください。<br />希望者にはコンゴの話もしてくれるそうです。<br /><br />公式サイト→<br /><a href="http://aisa.ne.jp/mbembe/http://www.playmountain.jp/shopinfo.html" target="_blank">http://www.playmountain.jp/shopinfo.html</a>]]></content:encoded><dc:subject /><dc:date>2010-09-07T08:27:30-05:00</dc:date><dc:creator>高野秀行</dc:creator><dc:publisher>Blogn</dc:publisher><dc:rights>高野秀行</dc:rights></item><item rdf:about="http://aisa.ne.jp/mbembe/index.php?eid=881"><link>http://aisa.ne.jp/mbembe/index.php?eid=881</link><title>勇午</title><description>先週から慌しい日が続いている。人に会ってばかりで、いつ誰と会ったのか忘れてしまうほどだ。義兄のマイク・ノックが来日したことも書きそびれていた。東京国際フォーラムで演奏したのだ。もっとも土曜日、国際フォーラムの屋台村で演奏したときは、やっぱり人と会う予定が入ってしまい、行けなかった。また別の日、会って話をきいた人は本業が漫画原作だった。刈田信二という名で『勇午』（講談社）という漫画シリーズを描いているという。まったく知らなかったが、モーニングとアフタヌーンで通算14年も続いているというから相当の人気</description><content:encoded><![CDATA[<a href="http://aisa.ne.jp/mbembe/pic/2010.09.2ootani.jpg" target="_blank"><img src="./pic/2010.09.2ootani.jpg" width="240" height="240" style="float:right;"></a><br />先週から慌しい日が続いている。<br />人に会ってばかりで、いつ誰と会ったのか忘れてしまうほどだ。<br /><br />義兄のマイク・ノックが来日したことも書きそびれていた。<br />東京国際フォーラムで演奏したのだ。<br />もっとも土曜日、国際フォーラムの屋台村で演奏したときは、<br />やっぱり人と会う予定が入ってしまい、行けなかった。<br /><br />また別の日、会って話をきいた人は本業が漫画原作だった。<br />刈田信二という名で『勇午』（講談社）という漫画シリーズを描いているという。<br />まったく知らなかったが、モーニングとアフタヌーンで通算14年も続いているというから<br />相当の人気漫画らしい。<br /><br />最新刊のフィリピンODA 篇をいただいたので、さっき読んでみたところ、<br />話の途中からなのに強烈におもしろかった。<br />世界の裏情勢がからむところはゴルゴ１３にちょっと似ているが、ゴルゴは頼まれて人を殺すのに、<br />勇午は頼まれて「交渉」によって事件を解決する。<br /><br />ご本人はおっとりした知識人風で、とてもこんなエキサイティングかつロマンチックな<br />ものを書きそうにないから意外だ。<br /><br /><a href="http://aisa.ne.jp/mbembe/pic/2010.09.05souseki.jpg" target="_blank"><img src="./pic/2010.09.05souseki.jpg" width="240" height="240" style="float:right;"></a><br /><br /><a href="http://aisa.ne.jp/mbembe/pic/2010.09.05sagakita.jpg" target="_blank"><img src="./pic/2010.09.05sagakita.jpg" width="240" height="240" style="float:right;"></a><br />島田荘司『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』（講談社文庫）と中村計『佐賀北の夏』（ヴィレッジプレス）を読む。<br />前者は奇書、後者は良書だった。]]></content:encoded><dc:subject /><dc:date>2010-09-06T10:09:55-05:00</dc:date><dc:creator>高野秀行</dc:creator><dc:publisher>Blogn</dc:publisher><dc:rights>高野秀行</dc:rights></item><item rdf:about="http://aisa.ne.jp/mbembe/index.php?eid=880"><link>http://aisa.ne.jp/mbembe/index.php?eid=880</link><title>八王子の人間だから</title><description>火曜日に集英社の会議室で角幡唯介と対談したが、三日後の金曜日、まったく同じところで今度は中島京子さんと対談した。直木賞受賞と『平成大家族』（集英社文庫）発売を記念してのもの。相手がサークルの後輩から直木賞作家に変わったわけで、そのギャップに戸惑う。ご存じのとおり、私は中島さんの熱心なファンであり、ずっと前から「早く国民的作家になってほしい」と思っているから、直木賞受賞についても「よし。その調子」というくらいの気持ちだ。本人にそう言ったら、「そんなことを言ってくれてるのは姉と高野さんだけ」と笑って</description><content:encoded><![CDATA[<a href="http://aisa.ne.jp/mbembe/pic/2010.09.05nakakyo.jpg" target="_blank"><img src="./pic/2010.09.05nakakyo.jpg" width="240" height="240" style="float:right;"></a><br />火曜日に集英社の会議室で角幡唯介と対談したが、<br />三日後の金曜日、まったく同じところで今度は中島京子さんと対談した。<br />直木賞受賞と『平成大家族』（集英社文庫）発売を記念してのもの。<br />相手がサークルの後輩から直木賞作家に変わったわけで、<br />そのギャップに戸惑う。<br /><br />ご存じのとおり、私は中島さんの熱心なファンであり、ずっと前から「早く国民的作家になってほしい」と思っているから、直木賞受賞についても「よし。その調子」というくらいの気持ちだ。<br />本人にそう言ったら、「そんなことを言ってくれてるのは姉と高野さんだけ」と笑っていた。<br />（中島さんのお姉さんとは『パリの女は産んでいる』で有名なエッセイストの中島さおりさん）<br /><br />意外なことに中島さんは私の本もいくつか読んでくれていて（対談の準備のためかもしれないが）、「比喩がほんとにうまい」と褒めていただいた。<br />比喩がうまいなんて、今まで誰にも言われたことがないので、たいへん嬉しい。<br /><br />もっとも「かっこいい比喩が一つもないのは八王子の人間らしい」とも言われた。<br />かっこよくするより、つい笑いに走ってしまうのは八王子の人間の性らしい。<br />八王子出身で、高校時代は落語研究会で部長をしていたという中島さんはそう断言するのであった。]]></content:encoded><dc:subject /><dc:date>2010-09-05T10:53:43-05:00</dc:date><dc:creator>高野秀行</dc:creator><dc:publisher>Blogn</dc:publisher><dc:rights>高野秀行</dc:rights></item><item rdf:about="http://aisa.ne.jp/mbembe/index.php?eid=879"><link>http://aisa.ne.jp/mbembe/index.php?eid=879</link><title>聖なき巡礼</title><description>大谷幸三という、インドを長く研究し、ブータンやチベットにも造詣が深いライターの方にお会いして話をうかがう機会に恵まれた。40年にわたるインド滞在＆旅でいちばん驚いたことはヒジュラだという。ヒジュラとは男でも女でもない第三の性とでも言うべき存在で、「半陰陽」などと日本では呼ばれる。婚礼のとき、歌をうたったり踊りをおどったり楽器を奏でたりして祝儀をもらうという職能集団でもあるらしい。そういえば、ミャンマーでもきいたことがある。ただミャンマーでは「おかま」という認識だったように思うが。大谷さんは若い頃、</description><content:encoded><![CDATA[大谷幸三という、インドを長く研究し、ブータンやチベットにも造詣が深いライターの方にお会いして話をうかがう機会に恵まれた。<br /><br />40年にわたるインド滞在＆旅でいちばん驚いたことはヒジュラだという。<br />ヒジュラとは男でも女でもない第三の性とでも言うべき存在で、「半陰陽」などと日本では呼ばれる。<br />婚礼のとき、歌をうたったり踊りをおどったり楽器を奏でたりして祝儀をもらうという職能集団でもあるらしい。<br />そういえば、ミャンマーでもきいたことがある。ただミャンマーでは「おかま」という認識だったように思うが。<br /><br />大谷さんは若い頃、このヒジュラの謎にとりつかれ、半年も一緒に生活したり、<br />インド全国のヒジュラ4千人に会って話をきいたり、うち数百人は<br />サリーをたくしあげて、性器の写真を撮らせてもらったというから、たまげてしまった。<br /><br />そのルポ『性なき巡礼　インドの半陰陽社会を探る』（ちくま文庫）は月刊プレイボーイ主催のノンフィクション賞を受賞し、<br />今は絶版になっているがアマゾンなどで中古品を購入できる。<br />さっそく帰宅してから注文した。]]></content:encoded><dc:subject /><dc:date>2010-09-02T07:52:29-05:00</dc:date><dc:creator>高野秀行</dc:creator><dc:publisher>Blogn</dc:publisher><dc:rights>高野秀行</dc:rights></item><item rdf:about="http://aisa.ne.jp/mbembe/index.php?eid=878"><link>http://aisa.ne.jp/mbembe/index.php?eid=878</link><title>怪物は江川と鶴田だけ</title><description>松井優史『真実の一球　怪物・江川卓はなぜ史上最高と呼ばれるのか』（竹書房）という本を書店の店頭でぱらっとめくったら、冒頭に「”怪物”の称号が似合うのは後にも先にも江川卓とジャンボ鶴田だけ」と書かれていて、思わず買ってしまった。残念ながら本文では鶴田には触れられておらず（当たり前か）、江川の高校時代の空前絶後といっていい怪物ぶりが存分に描かれている。公式戦でノーヒットノーラン10回、うち完全試合2回、連続１４５イニング無失点、一試合最多奪三振２３などの記録も尋常でないが、人気振りもすさまじく高野連の</description><content:encoded><![CDATA[<a href="http://aisa.ne.jp/mbembe/pic/2010.09.01egawa.jpg" target="_blank"><img src="./pic/2010.09.01egawa.jpg" width="163" height="240" style="float:right;"></a><br /><br />松井優史『真実の一球　怪物・江川卓はなぜ史上最高と呼ばれるのか』（竹書房）という本を書店の店頭でぱらっとめくったら、冒頭に「”怪物”の称号が似合うのは後にも先にも江川卓とジャンボ鶴田だけ」と書かれていて、思わず買ってしまった。<br /><br />残念ながら本文では鶴田には触れられておらず（当たり前か）、<br />江川の高校時代の空前絶後といっていい怪物ぶりが存分に描かれている。<br />公式戦でノーヒットノーラン10回、うち完全試合2回、連続１４５イニング無失点、一試合最多奪三振２３などの記録も尋常でないが、人気振りもすさまじく高野連の会長が「匂いつきのハンカチ」を2枚もってきて「サインしてくれ」と頼んだという。<br /><br />結局、あまりの怪物ぶりに「見世物」になってしまい、江川の野球人生を狂わせたことがよくわかった。<br /><br />　　　　　☆　　　　　　　　　☆　　　　　　　　☆<br /><br />集英社のPR誌「青春と読書」で角幡唯介と対談。<br />このブログ上で「対談をしたい」と書いたら担当編集者から依頼が来たのだ。<br />なんでも言ってみるものである。<br /><br />だが、対談したら、全盛期バリバリの格闘家と試合をしたベテランプロレスラーみたいな気持ちになった。]]></content:encoded><dc:subject /><dc:date>2010-09-01T08:38:00-05:00</dc:date><dc:creator>高野秀行</dc:creator><dc:publisher>Blogn</dc:publisher><dc:rights>高野秀行</dc:rights></item><item rdf:about="http://aisa.ne.jp/mbembe/index.php?eid=877"><link>http://aisa.ne.jp/mbembe/index.php?eid=877</link><title>困ってる人</title><description>仕事場である「辺境ドトール」の店長となぜか横浜本牧に海釣りに行った。というか店長に連れて行ってもらった。魚はさっぱ（ままかり）二匹のみだったが、海風に吹かれ、ビールを飲みながら島田荘司先生の『御手洗潔の挨拶』（講談社文庫）を読むのは至福のひとときだった。　　　　　☆　　　　　　　　☆　　　　　　　　☆私がプロデュースした大型新人がついにポプラ社のウェブサイトで連載デビューした。題名は「困ってる人」。http://www.poplarbeech.com/komatteruhito/index.html福島の「ムーミン谷」から東京に出て、「ビルマ女</description><content:encoded><![CDATA[仕事場である「辺境ドトール」の店長となぜか横浜本牧に海釣りに行った。<br />というか店長に連れて行ってもらった。<br />魚はさっぱ（ままかり）二匹のみだったが、海風に吹かれ、ビールを飲みながら<br />島田荘司先生の『御手洗潔の挨拶』（講談社文庫）を読むのは至福のひとときだった。<br /><br />　　　　　☆　　　　　　　　☆　　　　　　　　☆<br /><br />私がプロデュースした大型新人がついにポプラ社のウェブサイトで連載デビューした。<br />題名は「困ってる人」。<br /><a href="http://aisa.ne.jp/mbembe/http://www.poplarbeech.com/komatteruhito/index.html" target="_blank">http://www.poplarbeech.com/komatteruhito/index.html</a><br />福島の「ムーミン谷」から東京に出て、「ビルマ女子」になり、<br />タイ･ビルマ国境地帯をガシガシ歩き回っていたら、日本で今まで誰もかかったことのない難病を発症、今はギリギリのラインで生きているという超ハードな26歳の女性の書く謎のエッセイだ。<br /><br />でもこの人は頭がよいうえ、文章がうまく、悲惨なことを笑って書いてしまうというセンスを持ち合わせている。<br />全国の「困っている人」必見だ。]]></content:encoded><dc:subject /><dc:date>2010-08-31T09:25:01-05:00</dc:date><dc:creator>高野秀行</dc:creator><dc:publisher>Blogn</dc:publisher><dc:rights>高野秀行</dc:rights></item><item rdf:about="http://aisa.ne.jp/mbembe/index.php?eid=876"><link>http://aisa.ne.jp/mbembe/index.php?eid=876</link><title>シャングリ・ラは実在した！</title><description>探検部の後輩・角幡唯介の開高健ノンフィクション賞受賞作品『空白の五マイル』（集英社から刊行予定）のゲラを読む。昨日読んだキングドン-ウォードンはこのゲラのための予習である。彼が探検した世界最大の峡谷ツアンポー峡谷を角幡が二回にわたって、単独で踏破しした記録であるが、想像以上にすごい。なんといっても圧巻なのは、今までの探検家たちや中国政府、衛星写真などが誰も発見できなかった幻の桃源郷「ペマコ・ベユル」（シャングリ・ラのモデル）を探しあててしまったことだ。無論、ファンタジーとしての桃源郷ではないが、</description><content:encoded><![CDATA[探検部の後輩・角幡唯介の開高健ノンフィクション賞受賞作品<br />『空白の五マイル』（集英社から刊行予定）のゲラを読む。<br /><br />昨日読んだキングドン-ウォードンはこのゲラのための予習である。<br />彼が探検した世界最大の峡谷ツアンポー峡谷を<br />角幡が二回にわたって、単独で踏破しした記録であるが、<br />想像以上にすごい。<br /><br />なんといっても圧巻なのは、今までの探検家たちや中国政府、衛星写真などが誰も発見できなかった<br />幻の桃源郷「ペマコ・ベユル」（シャングリ・ラのモデル）を探しあててしまったことだ。<br />無論、ファンタジーとしての桃源郷ではないが、<br />十分その根拠となりうるものである。<br /><br />文章も冒険家のものとしては最上級の部類だろう。<br />今後、日本の冒険本は、石川直樹と角幡唯介の二枚看板で進むにちがいない。<br /><br /><br />　　　　　☆　　　　　　　　☆　　　　　　　　　☆<br /><br />山本小鉄が「殿堂入り」を果たした。<br />新日本ならではの特異な緊張感と道場伝説は、この山本小鉄から始まっているといってもいいだろう。<br />繰り返すが、私は「プロレスラーは死なない」という設定なので追悼などは遠慮ください。]]></content:encoded><dc:subject /><dc:date>2010-08-30T19:26:28-05:00</dc:date><dc:creator>高野秀行</dc:creator><dc:publisher>Blogn</dc:publisher><dc:rights>高野秀行</dc:rights></item><item rdf:about="http://aisa.ne.jp/mbembe/index.php?eid=875"><link>http://aisa.ne.jp/mbembe/index.php?eid=875</link><title>ツアンポー峡谷の謎</title><description>最近は気温こそ相変わらず高いが、湿度が低いせいか外にいても日陰なら涼しい。今日はなぜかJR高尾駅のホームに四時間居座って本を読んでいた。静かだし、風が気持ちよく、電車の出入りがあって適度に変化もあるので飽きないのだ。読んだのはF.キングドン-ウォード『ツアンポー峡谷の謎』（岩波文庫）。1924年、イギリスの植物採集家（プラントハンター）にして探検家のキングドン-ウォードが謎に包まれた東チベットのツアンポー峡谷に一年も滞在し、現地の植物を採集しながら、伝説の滝を探すという、ザ・探検記だ。島田先生の写楽とはま</description><content:encoded><![CDATA[<a href="http://aisa.ne.jp/mbembe/pic/2010.08.28tsampo.jpg" target="_blank"><img src="./pic/2010.08.28tsampo.jpg" width="240" height="240" style="float:right;"></a><br />最近は気温こそ相変わらず高いが、湿度が低いせいか<br />外にいても日陰なら涼しい。<br />今日はなぜかJR高尾駅のホームに四時間居座って本を読んでいた。<br />静かだし、風が気持ちよく、電車の出入りがあって適度に変化もあるので<br />飽きないのだ。<br /><br />読んだのはF.キングドン-ウォード『ツアンポー峡谷の謎』（岩波文庫）。<br />1924年、イギリスの植物採集家（プラントハンター）にして探検家のキングドン-ウォードが<br />謎に包まれた東チベットのツアンポー峡谷に一年も滞在し、<br />現地の植物を採集しながら、伝説の滝を探すという、ザ・探検記だ。<br /><br />島田先生の写楽とはまたちがった意味で、熱く燃える本である。<br />人が行かないところの話というのは、どうしてこうも魅力的なのだろう。<br />私ももう一度ソマリランドに行かねば！と高尾の駅で拳を握り締めてしまった。]]></content:encoded><dc:subject /><dc:date>2010-08-28T23:54:00-05:00</dc:date><dc:creator>高野秀行</dc:creator><dc:publisher>Blogn</dc:publisher><dc:rights>高野秀行</dc:rights></item><item rdf:about="http://aisa.ne.jp/mbembe/index.php?eid=874"><link>http://aisa.ne.jp/mbembe/index.php?eid=874</link><title>島田荘司『占星術殺人事件』</title><description>知り合いの先生に頼まれ、神奈川県の高校でミニ講義みたいなことをやった。たまには趣向を変えて、辺境の恋愛と結婚について話してみたのだが、あまりうまくいかなかった。ていうか、あらためて自分の話は下手だなあと思う。水泳といい勝負だ。もっとも、辺境旅の話を口で説明しても言いたいことの半分も伝わらないからというのが私が本を書く最大の動機になっているので無理もない。　　　　　☆　　　　　　　☆　　　　　　　　☆『写楽　閉じた国の幻』があまりに面白かったので、島田荘司のデビュー作にして代表作と言われている（ら</description><content:encoded><![CDATA[<a href="http://aisa.ne.jp/mbembe/pic/2010.08.27shimada.jpg" target="_blank"><img src="./pic/2010.08.27shimada.jpg" width="240" height="240" style="float:right;"></a><br />知り合いの先生に頼まれ、神奈川県の高校でミニ講義みたいなことをやった。<br />たまには趣向を変えて、辺境の恋愛と結婚について話してみたのだが、<br />あまりうまくいかなかった。<br />ていうか、あらためて自分の話は下手だなあと思う。<br />水泳といい勝負だ。<br /><br />もっとも、辺境旅の話を口で説明しても言いたいことの半分も伝わらないからというのが<br />私が本を書く最大の動機になっているので無理もない。<br /><br />　　　　　☆　　　　　　　☆　　　　　　　　☆<br /><br />『写楽　閉じた国の幻』があまりに面白かったので、<br />島田荘司のデビュー作にして代表作と言われている（らしい）『占星術殺人事件』（講談社文庫）を読んだ。<br /><br />いやあ、もう最高！<br />こんなトリックというか奇想があるとは。<br />例によって小説はかなり整合性や説得力に欠けるのだが<br />その変さもコミで「作品」と思えるようになってきた。<br />島田先生（と、つい呼びたくなる）の志のむやみな高さ、<br />わざとらしいユーモアと天然ボケの融合した曰く言いがたいおかしみ、<br />本格ミステリらしからぬ純情（！）にハマってしまった。<br /><br />この本が出たのは私が中学三年のとき。<br />（単行本は小学生のときか？）<br />当時私は本格ミステリファンだったが、日本の現代モノは読んでなかった。<br />島田先生の本に手を出していたら人生が変わっていたかもしれない。]]></content:encoded><dc:subject /><dc:date>2010-08-27T09:38:44-05:00</dc:date><dc:creator>高野秀行</dc:creator><dc:publisher>Blogn</dc:publisher><dc:rights>高野秀行</dc:rights></item><item rdf:about="http://aisa.ne.jp/mbembe/index.php?eid=873"><link>http://aisa.ne.jp/mbembe/index.php?eid=873</link><title>赤坂高級ホテルの夜</title><description>赤坂のANAインターコンチネンタルホテルのプールに行ってきた。平日の午後3時過ぎでも入場料3000円というむちゃ高いプールだが、それだけの価値はあった。写真やビデオの撮影が可能なのだ。日が暮れて人が少なくなった頃を見計らい、妻の携帯動画で撮影してもらった。自分の泳ぎを自分で見るというのがここ2&amp;#44;3年の悲願だっただけに感動！のはずが、「なんだ、こりゃ？！」どの種目もめちゃくちゃ下手じゃないか。クロールは息継ぎのとき顔が上がり過ぎだし、平泳ぎは足がちゃんと水をとらえておらず、バタフライは体が全然しなっ</description><content:encoded><![CDATA[赤坂のANAインターコンチネンタルホテルのプールに行ってきた。<br />平日の午後3時過ぎでも入場料3000円というむちゃ高いプールだが、<br />それだけの価値はあった。<br /><br />写真やビデオの撮影が可能なのだ。<br />日が暮れて人が少なくなった頃を見計らい、<br />妻の携帯動画で撮影してもらった。<br />自分の泳ぎを自分で見るというのがここ2&#44;3年の悲願だっただけに<br />感動！のはずが、<br />「なんだ、こりゃ？！」<br /><br />どの種目もめちゃくちゃ下手じゃないか。<br />クロールは息継ぎのとき顔が上がり過ぎだし、<br />平泳ぎは足がちゃんと水をとらえておらず、<br />バタフライは体が全然しなってなくて膝下の足がばたついているだけで<br />バック（背泳ぎ）はローリングができていないうえ、足はほぼ止まっている。<br /><br />4種目通じて、テンポがわるく、力感がない。<br />水面を漂うワカメのようだ。<br /><br />「自分の泳ぎを見るとがっかりする」と水泳の先輩方にも言われていたが、<br />これほどとは思わなかった。<br />道理で遅いわけだ。<br />とくに上半身より足がダメなのが意外だった。<br />キックがほぼ全滅である。<br />すべて膝が曲がってしまっている。<br />ほんとうは足の付け根からしなるように打たないといけないのに。<br /><br />このように理屈では私はもう完璧に近いくらいわかっている。<br />もしかすると、現役をしりぞき、後進の指導にあたったほうがいいのかもしれない。<br />…なんて、くだらんことを考えるほど、がっかりした赤坂の夜だった。]]></content:encoded><dc:subject /><dc:date>2010-08-26T14:07:32-05:00</dc:date><dc:creator>高野秀行</dc:creator><dc:publisher>Blogn</dc:publisher><dc:rights>高野秀行</dc:rights></item></rdf:RDF>