EXILEの「NHK Eダンスアカデミー」テキスト1〜3月号を編集しました。
NHK「Eダンスアカデミー」のテキスト1〜3月号が今週発売されました。
前号(10〜12月号)に引き続き、今号も編集業務と、一部執筆を担当しています。
前号の表紙は赤、今回は青で2冊並べてみるとなかなかキレイです。
今回もだいぶタイトなスケジュールでしたが、編集部の担当さんがビシバシ交通整理してくださったおかげで、ライター、デザイン、編集からなる制作チームは、それぞれ自分たちの仕事に没頭することができました。Yさん、ありがとうございました!
さて、今号の課題曲は「Rising Sun」。
EXILEが東日本大震災の復興支援を目的につくったチャリティーソングであり、太陽が再び昇るように、諦めず前へ進んでいく気持ちを曲にしたものです。
なんと、「Rising SUN」の振付には、盛岡の「YOSAKOIさんさ総踊り」のステップをEXILE流にアレンジして取り入れている部分もあり、実際にEXILEも東北地方の学校で「Rising Sun」の振付を教えたりもしています。
しかしながら、動きのあるダンスを紙面で見せるのはイバラの道でして、前回の「Choo Choo TRAIN」に増して動きの多い「Rising Sun」はカウントとカウントの間にいろんな動きがあるため、どうレイアウトすべきか、みんなで悩みました。
動きを割愛しすぎると、動きと動きのつながりがわからなくなってしまうし、たくさん写真を使って説明しようとするとかえってわかりづらくなる……という苦悩のせめぎ合いです。
また、ダンスの場合、カウントの感じ方が、カウントのジャストで動き始める場合と、動き終わったところがカウントになる場合とあります。そのため、写真の下にカウントを表示してレイアウトしたものを見てみると、実際に踊るときのイメージとズレを感じる部分が多々あり、校正でカウントの位置を移動したり、写真を差し替えたりすることが多々ありました。
なお、「Rising Sun」の振付は手加減無しの、EXILEとまったく同じバージョンです。
ダンスに接するのはほぼ初めてというEダンスキッズたちが、最後まで踊れるように成長していく様も圧巻です。
それにしても、実際に体を動かして「Rising Sun」にチャレンジしてみましたが、曲のスピードに合わせるのは大変でした。
「ライジング岡村サン」のすごさを再認識しました(汗)。
ということで、「Eダンスアカデミー」後半は1月4日から放送です。
PR
関連記事
-
-
マレーシアの首相に会う
アジアンハートビートの取材でマレーシアのアブドゥラ・アフマッド・バダウィ首相の講演会に出席してきま
-
-
ギター初中級者にもオススメ。NHK趣味Do楽「押尾コータローのギターを弾きまくロー!」テキストを編集しました。
4月1日(月)から放送される、NHK趣味Do楽「押尾コータローのギターを弾きまくロー!」のテキストが
-
-
有限会社がなくなる?
この5月より、私の身の回りで変化するものが2つあります。 ひとつは調布の市外局番が3ケタに! →04
-
-
楽譜が1つも出てこない!カラオケ上達本を編集してみた
5月から取りかかっていた本が、昨日発売になりました。 [/caption] 「NHK趣味
-
-
フォークギターの神様、石川鷹彦さんのコンプリート本『石川鷹彦 WORKS Ⅱ』が2013年夏に発売されます。
昨日は「石川鷹彦 WORKS Ⅱ」の編集会議でした。 石川鷹彦さんといえば、日本のフォーク界の
-
-
アコギの神様のコンプリート本、『石川鷹彦WORKS II』を編集しました。
去年の9月から制作にあたっていた本が8月末に出版された。 『石川鷹彦WORKS Ⅱ』マットブ
-
-
最近のお仕事10〜12月【相変わらず業務拡大中】
だいぶ日が空いてしまった。 タップダンスで怒濤の日々は一段落し、少しずつテンポを落としながら2010
-
-
祝!平成20年度 文化庁芸術祭、大賞受賞!
弊社が企画、構成を担当し、10月23日に王子ホールで行われた「酒井松道尺八リサイタルー尺八の系譜ー
-
-
そして、自転車で仕事?
ラッパで尺八の次は自転車…。 これじゃサッパリ意味が分からないよね。 先日、作家の高野さんと
-
-
最近のお仕事 2011年2月
サンプル本が届く。 「沖縄三線で歌う 童謡・唱歌集」(ドレミ楽譜出版社) 三線の本は今までにも

