ツチノコ目撃者によるスケッチ
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
岡山県吉井町で今から8年前、ツチノコらしき奇妙なヘビの屍骸を発見し、
土に埋めてやったという女性Tさんに絵を描いてもらった。
左がその謎のヘビ。
頭が丸く、胴体が太いのが特徴。
胴体部分は長さ約50センチで、
ネズミのような小さい尻尾がついている。これは約10センチ。
右はふつうのヘビ。
頭も胴体もほそい。
Tさんはこの辺のヘビなら、マムシでもヤマカガシでもアオダイショウでも
なんでも見慣れているが、これはそのいずれでもなかったという。
ところが死体をあとで掘り返し、専門家に鑑定を頼んだところ、
「ヤマカガシ」と鑑定されたという。
実に不可解な事件である。
関連記事
-
-
内側から見た「やくざ」
最近イースト・プレスの本が面白い。 まあ、知り合いの編集者が増えて新刊を送ってきてくれるせいも
-
-
海賊の少年とすしざんまい
裁判というのはひじょうに傍聴が難しい。 いつ行われるのか直前にならないと公表されないのだ。
-
-
2014年に読んだ本ベストテン
新年あけましておめでとうございます。 昨年はほんとうに忙しかった。というか、その慢性多忙状態は
-
-
『ワセダ1.5坪青春記』韓国でヒット中
ソウル・ショック第2弾は、私の本の韓国語版『ワセダ1.5坪青春記』が 発売たった2ヶ月で3刷りにな
-
-
死んでも「生きるハードボイルド」
肝心の陳会長の話をしていなかった。 私はトリオ・ザ・パンチもイカ天も見たことがなく、したがって内藤陳
-
-
世界はまだまだ広く、日本人にもスゴイ人たちがいる
まずはお詫びから。 『謎の独立国家ソマリランド』で2ヵ所誤りが見つかった。 正確に言えば、知
-
-
プレステの取材を受けた途端こうなった
火曜日、プレイステーション関係の媒体にインタビューを受けた。 インタビュアー(編集者)の人にいつ頃出
- PREV :
- インタビューされる方は楽だ
- NEXT :
- 草思社倒産