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全身刺青おやじ

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 辺境お宝写真


お宝写真・ビルマロード特集<4>
カチン州・タナイにて
ミャンマーでは刺青を入れている人をよく見かける。
たいていはありがたいお経の文句である。
ところが、タナイ付近の川べりで会ったオヤジはすごかった。
右腕に虎、左腕にムカデだ。
他にも手足の至るところに、わけのわからない化け物のような
刺青を施している。
よっぽどのヤクザものか? それとも何か特殊な信仰があるのか?
オヤジに訊いたら、こう答えた。
「いやあ、若いとき、酔っ払ってやっちゃったみたいだ。
目が覚めたらこんなになってた」
酔っ払って知らないうちに、全身彫り物かい?
どうかしてるよ、おっちゃん!
後悔してないか?と訊いたら、こう答えた。
「まあ、もう彫っちまったしな。別にどうでもいいよ」
もうほんと、人生なすがまま、ていう感じで、見習いたいものである。

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    • 奥村さんやザイール人ミュージシャンの生き方や音楽は「やってくる」で言われていることに近いような気がしてならない。少なくとも同時並行で読んでもいっこうに違和感がなかった。 https://t.co/67hq52qI9Z ReplyRetweetFavorite
    • 正直言って著者が語ることは半分以上わからないのだが、それでも面白くてちょっと笑ってしまう感じは、かつてオートポイエーシスを読んだときの感覚に似ている。今生きている世界の前提を地面から丸ごとひっくり返しにかかるような感覚。 https://t.co/SnNzOfUfLs ReplyRetweetFavorite
    • もう一冊は郡司ペギオ幸夫著『やってくる』(シリーズ ケアをひらく 医学書院)。帯のあおり文句が強烈で「これを買わずして何を買う」という気持ちになって買ってしまったが、読んでみたら想像したものとは全然ちがったのにすごく面白かった。そもそも何を期待していたのかも忘れてしまった。 ReplyRetweetFavorite
    • 著者の奥村さんの行動原理には外部からの「こうあるべき」みたいな規範が一切ないのがたまらなく痛快。それに、アフリカでもっともハチャメチャ(てことは世界でも)なザイール(コンゴ)人の建前や時間感覚や自分と他人の区別など全てが溶解してい… https://t.co/JdvQPjdCFq ReplyRetweetFavorite
    • 同時並行して読んでいた本を立て続けに読み終えた。一つは奥村恵子著「ビバ・ラ・ムジカ」(マガジン・ファイブ)。心の命じるままに中南米、ニューヨークで音楽を始め、しまいにはパリのザイール(現コンゴ民主共和国)のリンガラ・ミュージック・バンドの一員となってしまった女性の破天荒な体験記。 ReplyRetweetFavorite
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