いよいよ『困ってるひと』
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
私がプロデュースする第1弾、大野更紗『困ってるひと(ポプラ社)の見本ができた。
カバーイラストはウェブ連載時と同じく、能町みね子さん。
発売は15日(水)、つまり来週だ。
いよいよ、という感じだが、ネットで大好評でも紙の本にしたら意外に「?」ということもあるので、あまり期待しすぎないようにと自分に言い聞かせている。
24日(金)は彼女の母校というか、今休学中である上智大学で講演会があるそうで、
気が向いたら私も見物人の一人として観に行くかもしれない。
詳しくは以下をご覧下さい。
◇◇◇◇
絶望はしない、希望をつくる!難病患者から見た現代ニッポン
−大野更紗「困ってるひと」出版記念講演会−
【日時】
6月24日(金) 17:30−19:30
【場所】
上智大学中央図書館8階 L-821
【参加】
申し込み不要・参加費無料
【プログラム】
・大野 更紗講演
「私、難病患者で実家は福島、でも上智の院生で作家です!」
・大野さんとのフリートーク
司会:根本 敬(上智大学外国語学部アジア文化研究室教授)
村井 吉敬(早稲田大学アジア研究機構教授)
下川 雅嗣(上智大学外国語学部国際関係副専攻教授)
(※他にも大野さんのご友人参加予定。)
・フロアとの交流
【主催】上智大学グローバル・コンサーン研究所
【連絡先】03-3238-3023/i-glocon@sophia.co.jp
☆ ☆ ☆
いっぽう、高野秀行プロデュース第2弾のアブディンからは連絡がすぱっと途絶えた。
調子がいいときは、うるさいほど、がんがん電話してくるのに。
もう書くのに飽きたのかな。
あいつは天才だけど、根気がないのが唯一最大の欠点なんだよな…。
関連記事
-
-
電話不携帯のやめられない快適さ
帰国して拝受した本、第3弾。 『忘れられない一冊の本』週刊朝日編集部(朝日文庫)。作家や映
-
-
ラッシャー木村はツイていた
一昨日、夜ケーブルテレビでナイターを見ようとしたら、 たまたまNOAHの試合がやっていた。 しかも「
-
-
本当の日本の辺境紀行
角田光代『八日目の蝉』(中公文庫)はひじょうに面白い小説だったが、正直言って不倫だとか愛人の子をさ
-
-
ラジカル加藤、現る!
「ワセダ三畳青春記」にちょっと書いたが、探検部の二つ上の先輩で 「ラジカル加藤」という人がいた。 仮
-
-
高野はぐれノンフィクション軍団に新メンバーが加入
前作『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』(幻冬舎)で新田次郎文学賞を受賞した川内有緒(
-
-
今日から「預言」はやめる
高島俊男先生の『お言葉ですが… 第11巻』を読んでいて、驚いた。 「預言が『神の言葉を預かる』と
-
-
2007年に読んだ本ベスト10(ノンフィクション部門)
明けましておめでとうございます。 遅ればせながら2007年に読んだ本ベストテン(ノンフィクション部門
-
-
もう当分OBとは関わりたくない
早大探検部50周年映像上映会はけっこう大勢の人が来てくれたし、 西木正明、恵谷治両先輩とのトークも想
- PREV :
- 犬と辺境旅をしてみたい
- NEXT :
- うちの子は中華学校に入れたい


