英訳「突破者」を外国人はどう読む?
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
なんとなくアマゾン書店の洋書コーナーを眺めていたら、
おもしろい本をみつけた。
宮崎学「突破者」の英語版だ。
版元は、私の「ビルマ・アヘン王国潜入記」英語版を出しているコタン・パブリシング。
序文をロバート・ホワイティング(『菊とバット』『東京アンダーグラウンド』などの著者)が書いている。
前々からコタンの金丸社長より「今度『突破者』をやるんです」と聞いていたが、
それからだいぶ時間が経ったにもかかわらず何の音沙汰もないので、
ボツになったのかなと思っていたころである。
相当苦労されたようだし、ほんとうによかった。
興味がある方はこちらをご参照ください。
http://www.kotan.org/books/index.html
日本人が日本人向けに書いたヤクザや全共闘の話がどこまで外国人に通じるのか、
通じたとして外国人がどう感じるのか、
たいへんに興味がある。
外国の友人をお持ちの方はぜひとも勧めてみてください。
私も、今年から、「自著海外雄飛計画」第2弾を開始しようと思う。
自著を英語や中国語で翻訳出版をするのだ。
外国人読者の方はお楽しみに。
日本人読者にはどうでもいいことだと思われるだろうが、
案外そうでもないかもしれない。
これまたお楽しみに。
関連記事
-
-
エンタメ・ノンフ座談会
火曜日、『本の雑誌』の特集で座談会に参加。 テーマは「緊急座談会 エンタメ・ノンフの棚を作れ」。 私
-
-
吾妻ひでおがもたらした超有用情報
吾妻ひでおの『疾走日記2 アル中病棟』(イースト・プレス)を読んだ。こんな細かい漫画を8年も書き続け
-
-
失われた聖書男を求めて
A.J.ジェイコブズの『聖書男 現代NYで-「聖書の教え」を忠実に守ってみた1年間日記』(阪急コミュ
-
-
未知の未知動物マリンダとは?
右絵:目撃者によるスケッチ。 彗星のごとく、私の前に現れた未知動物「マリンダ」の続報をお伝えするのを
-
-
孤高の学者とゼミ合宿
名著『トルコのもう一つの顔』(中公新書)の著者、小島剛一先生とお会いした。 先生はフランスとドイツ国
-
-
日本冒険界の奇書中の奇書
(昨日からのつづき) 「冒険家の藤原さん」で「イリアン」といえば、思い出すのは峠恵子の「ニュー
-
-
私と平山夢明兄との対談をダウンロードで聴ける
昨日の朝、大野更紗さんに「どうみてもアブディンさんとしか思えない人が朝日新聞の「ひと」に出ています!
- PREV :
- ベトナムの猿人
- NEXT :
- オススメ土着的流行歌


