*

帰国しました

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様

予定通り、本日インドシナ旅行より帰国しました。ヴェトナム、カンボジア、ラオスの旧仏領三国をメコン沿いに遡ったのだが、雨季にもかかわらず雨がほとんど降らなくて、とにかく暑かった。
おそろしく鄙びたところで、しかし、何もハプニングやアクシデントもなく、報告するようなことは取り立てて何もない。
特にラオスののんびりさ加減は特筆もので、世界一の田舎国家かもしれない。
しばらく日本にいるので、またよろしくお願いします。
(写真:ヘンなひらべったい魚をぶら下げて歩いていた、カンボジアの女漁師)

関連記事

no image

京極堂に会う

平山夢明さんと京極夏彦さんがホストを務めるFM東京のラジオで、『困ってるひと』の大野更紗さんがときど

記事を読む

no image

鍵は辺境にある!らしい

すごい本が出たものである。 内田樹『日本辺境論』(新潮新書)。 「日本人とは何ものか? 鍵は『辺境

記事を読む

no image

ツチノコ目撃者によるスケッチ

岡山県吉井町で今から8年前、ツチノコらしき奇妙なヘビの屍骸を発見し、 土に埋めてやったという女性

記事を読む

no image

草食系夫にも推薦

メディアファクトリーという出版社の編集者より、 森岡正博『草食系男子の恋愛学』という本が送られてき

記事を読む

no image

他社の本を宣伝する出版社って…

今注目を集めているポプラ社の文芸ウェブサイト「ポプラビーチ」をたまに眺めているが、 いろいろな意味

記事を読む

no image

沖縄発!プロとお手伝いによる地場映画

私の家を民宿(兼居酒屋)と勘違いしている沖縄の友人がいる。 ずうずうしい男なのだが、やっていることは

記事を読む

no image

『メモリークエスト』文庫の装丁はすばらしい!

『メモリークエスト』(幻冬舎文庫)の見本が届いた。 単行本のカバーは正直言って気に入らなかったが、

記事を読む

no image

月刊日本語

日本語教師やそれを目指す人向けの雑誌「月刊日本語」(アルク)のインタビューを受ける。 担当の編集者

記事を読む

no image

豚に乗った少年

千葉の内澤邸へ愛豚を見に、杉江さんと一緒に行ってきた。 でかいという話は聞いていたが、迫力は想像以

記事を読む

no image

昔の縁

仕事というより雑事に追われて ブログを書く時間もなかなかとれない日々が続いている。 昨日は稲城市で上

記事を読む

Comment

  1. FT より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)
    ご無沙汰しております。
    今回はひとまずトラブルなくの無事帰国を祝。
    ところでその平べったい魚は僕も我が家で飼育しているナイフフィッシュですね!

    http://www.kaiyou-k.jp/suisou20051222.jpg

  2. ろか より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727)
    この笑顔いいですねー。背景の家もいい。柴犬みたいな犬も気になる。
    ラオスの田舎の話を本にしてください。

  3. shima より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; (R1 1.5); .NET CLR 1.1.4322)
    お帰りなさい。
    >何もハプニングやアクシデントもなく、
    高野さんには珍しいですね。でもご無事でなによりです。
    >特にラオスののんびりさ加減は特筆もので、世界一の田舎国家かもしれない。
    ビエンチャンはこれが一国の首都か!と思うほど寂しい街ですね。
    人もの〜んびり、素朴そう。(ルアンパバーンのナイトバザールでタイ人観光客に言う値段の2倍をふっかけられましたが) でも落し物をしても割と戻って来るとも聞きました。
    私のようなパックツアーではない旅のお話、とても面白いので何かに著していただけるとうれしいです。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

→もっと見る

    • アクセス数1位! https://t.co/Wwq5pwPi90 ReplyRetweetFavorite
    • RT : 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。https://t.c… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
  • 2024年11月
    « 3月    
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930  
PAGE TOP ↑