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帰国しました

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様

予定通り、本日インドシナ旅行より帰国しました。ヴェトナム、カンボジア、ラオスの旧仏領三国をメコン沿いに遡ったのだが、雨季にもかかわらず雨がほとんど降らなくて、とにかく暑かった。
おそろしく鄙びたところで、しかし、何もハプニングやアクシデントもなく、報告するようなことは取り立てて何もない。
特にラオスののんびりさ加減は特筆もので、世界一の田舎国家かもしれない。
しばらく日本にいるので、またよろしくお願いします。
(写真:ヘンなひらべったい魚をぶら下げて歩いていた、カンボジアの女漁師)

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Comment

  1. FT より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)
    ご無沙汰しております。
    今回はひとまずトラブルなくの無事帰国を祝。
    ところでその平べったい魚は僕も我が家で飼育しているナイフフィッシュですね!

    http://www.kaiyou-k.jp/suisou20051222.jpg

  2. ろか より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727)
    この笑顔いいですねー。背景の家もいい。柴犬みたいな犬も気になる。
    ラオスの田舎の話を本にしてください。

  3. shima より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; (R1 1.5); .NET CLR 1.1.4322)
    お帰りなさい。
    >何もハプニングやアクシデントもなく、
    高野さんには珍しいですね。でもご無事でなによりです。
    >特にラオスののんびりさ加減は特筆もので、世界一の田舎国家かもしれない。
    ビエンチャンはこれが一国の首都か!と思うほど寂しい街ですね。
    人もの〜んびり、素朴そう。(ルアンパバーンのナイトバザールでタイ人観光客に言う値段の2倍をふっかけられましたが) でも落し物をしても割と戻って来るとも聞きました。
    私のようなパックツアーではない旅のお話、とても面白いので何かに著していただけるとうれしいです。

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    • 発売当初からずっと気になっていた話題作、斎東鉄腸著『千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、ルーマニア語の小説家になった話』通称「千葉ルー」(左右社)をようやく読んだのだが、予想を上回る興奮と感動にとらえられた。言語と文学をこんな… https://t.co/CbvWvyPHWa ReplyRetweetFavorite
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