「なんだかわからない…」魚類研究の大家
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
先週、魚類研究の大家の先生にお願いし、「謎の物体」映像を見てもらった。
結果は、「なんだろうねえ、不思議だねえ」。
魚ではなさそうだし、なんだかわからないという。
「もしかしたら、光や温度の関係でときどき湖底から水面に浮かび上がる藻かミズゴケみたいなものかもしれない」ともおっしゃっていたが、そんな巨大な移動性の植物があるのかどうかもわからないらしかった。
「ビデオ映像から判断するのはひじょうに難しい」と先生は繰り返し、おっしゃっていた。
謎が解明されないまま、今日からギリシア。
帰国は10月4日です。
関連記事
-
-
アフガニスタン本ベストワンはこれだ!
前にここで紹介した石井光太・責任編集『ノンフィクション新世紀』(河出書房新社)で、国分拓と柳
-
-
災害対策マニュアル(1)「ヘッドライト」
高野秀行の災害対策マニュアル(1)「ヘッドライト」 昨年、新潟中越地震が起きたあと、私はいつになく
-
-
世界陰謀の真実はビニール傘にあるのか
某出版社で編集をしている探検部の後輩・杉山の紹介で、丸山ゴンザレスという異端作家と新宿の客家
-
-
歴史は水で割るべからず
ゲストハウスのそばのソイ(路地)で、カバーにムエタイのポスターをびっしり貼った屋台を見かけた。
-
-
モガディショで宮田珠己
ソマリランド&ソマリアでは、いろいろな理由で暇な時間がひじょうに長かった。 とくにソマリアの首都モガ
-
-
ポプラ社で「ムベンベ」キャンペーン?!
ポプラ社の文芸ウェブサイト「ポプラビーチ」の日替わり表紙写真(「本のある風景」)が6月29日、「ムベ
-
-
判断能力の急激な低下
うーん、参った。 内澤さんの話、何も問題なかったのか。 これでは私がただ赤っ恥をかいただけではない
- PREV :
- 「アヘン王国」文庫化決定
- NEXT :
- 見えないサッカー世界大会