タンデム三輪車「トライデム」
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
拙著『異国トーキョー物語』の最終章に「盲目のスーダン人留学生・マフディ」という男が出てくる。
本名はアブディン。
彼とはその後もブラインドサッカーなどを通じて付き合いが続いている。
今日は彼と「トライデム」を乗りに行った。
(写真・右)
5月半ば、彼がタンデム「自転車」を買った。
二人乗りの「自転車」だが、ほんとうは自転車ではない。
なぜなら、後ろに車輪が2つ付いているからだ。
つまり、「三輪車」なのである。
日本のほとんどの都道府県では、タンデムは「自転車の二人乗り」とみなし、
認めていない。
(長野県のみ可)
もともと一人乗りの自転車に二人乗りするのがよくないというのはわかるが、
もともと二人乗りのタンデムに二人で乗るのが悪いわけがない。
要は法がタンデムに対応してないだけなのだ。
法に不備があるのだから、その法の隙間をかいくぐるのもやむを得ない−−。
そう思った人が開発したのがこの三輪車タンデム(トライデム)だ。
(写真・下)
三輪車は「軽車両」扱いとなり、東京をはじめ、多くの都道府県で
二人乗りが許可されている。
これがなかなかおもしろい。
今日は雨のせいで、いくらも走れなかったのが残念だが、
近々、長距離にもチャレンジしようと思っている。
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初めまして、ロムしていて見つけました。
TVでトライデムを使った旅番組があり、ネットで調べてみました。
後輪が二輪とはどう言う構造なのか興味を持った次第です。
画像を見まして大方判りました。
ただ、これだけタイヤが接近していると、パンク修理の時は面倒ですね。
事前にパンク予防剤をチューブに入れる方が良いかと思います。
日本の法って変ですよね。
今迄のタンデムは長野県以外は駄目だけど、三輪自転車では関東一円はおろか全国に近いくらいに許可か出ている。
オートバイもそうで、「トライク」なる三輪バイクがあります。
これはバイクなのに普通四輪免許で乗れて、125cc以上なら高速も乗れる。
税金は同排気量と同じ。
四輪免許で乗れるから当然ノーヘルでOKです。
ただ、安全上被って下さいと言っています。
これも最近になって、普通二輪免許も持っていないといけなくなっているみたいです。
行き当たりバッタリの制度しか出来ないのかと思います。
それで、不都合がでて、改めて改善する。
結局振り回されるのはエンドユーザーなんです。
自転車、バイク共道路では、四輪から邪魔者に見られています。
お互い、おかしい車には気を付けて楽しみましょう。