アジア未知動物紀行<第3弾>
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
「小説現代」(講談社)で不定期連載中の「アジア未知動物紀行」。
第1弾はベトナムの猿人フイハイ、そして第2弾はトルコのジャナワール(日本では”ジャノワール”だがこれはまちがい)のはずだった。
ところが、ジャナ取材が想像以上に充実してしまったため(謎の物体も目撃したし)、単行本として書き下ろすことになった。
こちらは『怪獣記』というタイトルで7月半ばに発売予定。
で、第3弾として今度はパキスタンに棲息するという未知の動物を調査に行くことになった。
名前は「ペシャクパラング」。
4年前に40人ほどが襲われ、死者も出たという恐ろしい怪物だ。
最近は目撃が途絶えているようだが、その真実を探りたい。
というわけで、明日25日(金)から10日間ほど出かけます。
帰国は6月4日(月)。
いろいろ事情があって、長くは行けないのだが、私のいちばんの才能ともいわれる、
「面白いことに遭遇する能力」が今回も発揮されることを祈っている。
ご期待ください。
関連記事
-
-
ナカキョーの文庫解説に感激
西芳照『サムライブルーの料理人』(白水社)を読む。 サッカー日本代表専属でワールドカップにも2回帯
-
-
未知動物より既知動物か
妻・片野ゆかの新刊『犬部!』がスゴイことになっている。 発売からまだ2ヵ月経ってないのに、もう4刷
-
-
ビールで放射能が保護できる!!
「しん」さんという人のコメントでサイトを開いたら、 こんな記事があった。 なんとビールが放射線を保
-
-
私にとって最大最後の秘境はアメリカ
webマガジン幻冬舎で依頼募集中の「メモリークエスト2」更新。 新たな依頼になぜか自分のアメリカ音痴
-
-
新企画持ち込みについて<関係者各位>
以前より私のところにはあちこちの出版社やテレビ制作会社・テレビ局より企画が持ち込まれているが、今年に
-
-
ランニング復活記念に立ち会う
月曜日の晩、チェンマイ門の近くにある日本人ゲストハウスの庭先で開催されたライブを見に行った。
- PREV :
- 高島先生の新刊
- NEXT :
- また見つかったらしい