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『アジア新聞屋台村』続編?

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様

以前、アジア各国の新聞を発行しているエイジアンという不思議な新聞社で働いていたことがあり、その顛末を『アジア新聞屋台村』という本にまとめた。
フィクションをまじえているが、8〜9割は事実にもとづいている。
というか、ありのままを書きたい放題に書いたともいえる。
社長の劉さんが読んだらきっと怒るだろうと思い、その本のことを知らせなかった。
もう仕事の縁も切れていたのでかまわなかったのである。
ところが単行本が出て3年以上たった今頃、劉さんが気づいて、読んでしまったらしい。
感想は意外にも「すごく面白くて感動した」。
で、久しぶりに飲もうというので渋谷で、インドネシアやベトナムのスタッフも交えて飲んだ。
話を聞けば、ベトナム、インド、スリランカ、パキスタンの新聞も増やして
現在9紙。
話を聞くだけでさらにパワーアップしており、ネタの宝庫だ。
「高野さん、また一緒に仕事しよう。何か面白いこと、ないかな?」と劉さんが子犬のような顔で言うので、つい企画を3つくらい出してしまった。
そのうちどれか一つくらいは実現するだろう。
また想像もつかないことが起きそうで、今から楽しみである。

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  1. タカ より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; GTB6; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
     「屋台村」、高野さんの本の中で一番好きです。
     また劉社長と関わって、ぜひ「屋台村2」を書いて下さい、それこそ
    楽しみに待っています!

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    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
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