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ビンゴ大会で優勝

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様


火曜、水曜と一泊二日で千葉の海辺へ両親と弟一家の総勢9名で出かけた。
一族旅行など初めてのことだったが、2年ぶりに姪っ子、甥っ子と遊び呆ける。
ビンゴ大会ではなぜか私が優勝してしまい、賞品をもらったら3000円の図書券だった。
子供たちはそろって下位に沈み、図書券500円。
うーん、これ、逆だろう。
でもエンタメノンフを普及せよという神様の思し召しと解釈し、
翌日また川崎の丸善に行って、たんまりと仕入れる。
      ☆           ☆          ☆
アマゾンで購入したジョー・マーチャント『アンティキテラ 古代ギリシアのコンピュータ』(文藝春秋)を読了。
古代ギリシア時代の沈没船から引き上げられた奇妙な謎の機械が
実は機械式のコンピュータだったことがつい最近判明したという
驚異のドキュメントである。
またしても歴史ミステリ系エンタメ・ノンフの痛快作で
やはり欧米のノンフィクションの層の厚さとスケールの大きさには脱帽せざるをえない。
 
 
 

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Comment

  1. ジジィ より:

    AGENT: KDDI-SA3A UP.Browser/6.2.0.13.1.4 (GUI) MMP/2.0
    高野さんの著書がなんと10冊も並んでましたよ。大阪の本屋で。すごいです。

  2. ジジィ より:

    AGENT: KDDI-SA3A UP.Browser/6.2.0.13.1.4 (GUI) MMP/2.0
    福岡の友人の話では、福岡の本屋に高野さんの著書のコーナーがあったそうです。すごいですね。

  3. DVM より:

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    新宿の紀伊国屋で「世界が生まれた朝に」を店員さんに探してもらいました。「絶版になっています。全国の紀伊国屋系列書店にも在庫はないので取り寄せもできません。」と言われました。
    ドットコムでは5000円で出ていましたが・・、市の図書館で検索してみると「1冊あり、現在在庫中」大急ぎで借りに行きました。帰宅後、もう一度検索すると「1冊あり、現在貸し出し中」となっていました。

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    • RT : 「考える人」に、『言語の本質』の著者・今井むつみさんと、ノンフィクション作家の高野秀行さんの対談が掲載。『言語の本質』、『語学の天才まで1億光年』、『言語はこうして生まれる』の3冊を導きの糸として、AIと言語について語る前後編です。ぜひご一読… ReplyRetweetFavorite
    • これは読まねば。 https://t.co/29uT6pDwvB ReplyRetweetFavorite
    • 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。… https://t.co/pC6nt2SdzF ReplyRetweetFavorite
    • RT : 高野秀行さんのインタビューです。海外で大切なのは「相手をリスペクトすること、そして好奇心を持つこと」。 インドで身ぐるみ剥がされて気づいた異文化コミュニケーションのヒント。探検作家・高野秀行の多様性社会論 | コトナル - Yahoo! JA… ReplyRetweetFavorite
    • 『イラク水滸伝』の再校ゲラが届いた。恐ろしい分厚さ。次回は絶対に薄い本にしようと改めて心に誓う。ともかく中休みは終わり、これから約10日間が最後の山場だ〜 ReplyRetweetFavorite
    • 気を取り直して、これから少しずつ読みます。 https://t.co/1QtzRdWBVL ReplyRetweetFavorite
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