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「 月別アーカイブ:2011年10月 」 一覧

溝口敦『暴力団』は入門書にして名著

タイトルからして素晴らしい。溝口敦の『暴力団』(新潮新書)。 「暴力団のいま」でもなければ「ヤクザ最前線」でもない。 よほど、自信がないとこんなタイトルで本を出せない。 内容も、その期待を裏切らない

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呑まずに寝れるか!

2011年11月5日(土)18:30より、ジュンク堂新宿店にて 稀代の酔いどれ作家・大竹聡氏の『下町酒場ぶらりぶらり』(本の雑誌社)を記念して、 トークセッションを行います。 「呑まずに寝れるか」を

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ワンの大地震

バンコクで大洪水、そしてトルコ東部のワンでは大地震が発生。 私にとって思い入れが深く、知人友人が何人もいる地域で立て続けに天変地異である。 とくにワンが日本の新聞の一面に載るなど考えられなかったことだ

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元気が出てしまう(?)自死の本

いわゆる「野暮用」ってやつで、仕事に専念しているわけでもないのにともかく忙しくて ブログを更新できずにいた。 当然書きたいことはたまっているが、まずは最近読んだ中でイチオシの本。 木谷恭介『死にたい

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ゾウ本あらため辺境中毒!

すっかり忘れていたが、今週の20日(木)に『辺境中毒!』(集英社文庫)が刊行される。 『辺境の旅はゾウにかぎる』(本の雑誌社)の文庫化である。 親本のタイトルもよかったのだが、いかんせん長すぎる。

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ソマリ語国際放送・東京支局を開局

ソマリランドの首都ハルゲイサに本社をおく「ホーン・ケーブル・テレビジョン(HCTV)」という ソマリ語の国際テレビがある。 ソマリランドとソマリアはもちろん、アフリカ、ヨーロッパ、オセアニア、北アメリ

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ソマリ語翻訳、承ります

ソマリ語と日本語の翻訳・通訳業務を行うことにした。 2年前、私が聞いたところでは、日本に住むソマリ人は20人くらいとのことだった。 そもそも少なかったのが、震災後はさらに激減、今は推定約5名である。

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2011年のベスト本はもう決まった!

数日前、増田俊也『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(新潮社)を読了した。 これほど面白くて読み応えのある本にはめったにお目にかかれない。 いまや年配の人と格闘技ファン以外には知られていない柔

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ムスリム力士のことを考えて仕事が手に着かない

ツイッターでもちょっと書いたけど、大嶽部屋に入門したエジプト人力士アブディラーマン(アブディラフマンじゃないのかな?)のことが気になってしかたない。 親方は「豚肉なしのチャンコを作る」などと言っている

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フロスト警部中毒者に告ぐ

「売れている本はわざわざ紹介しない」というのが私のポリシーなのだが、 全く不本意なことに、ススキノ探偵シリーズは再度紹介せずにはいられない。 その後、第2作「バーにかかってきた電話」と第3作「消えた少

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デビュー35周年記念・自主サバティカル休暇のお知らせ

高野さんより、「デビュー35周年記念・自主サバティカル休暇」のお知らせ

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イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

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