本が本を呼ぶ
公開日:
:
最終更新日:2012/05/25
つれづれ日記
『「本の雑誌」炎の営業日誌』(杉江由次著・無明舎出版)を読む。
作家椎名誠が社長を務める本の雑誌社の営業マン、杉江さんが書いた本だ。
本の内容は、高野さんの紹介文が詳しいので、ここでは割愛するけれど、
本と浦和レッズと家族を同列で愛し、
それぞれへの愛情の分配に葛藤しながら、
日々出版業界を憂う
三行で説明するなら、こんな毎日を綴った日誌である。
営業が本職でこれほど文才があるのならば、
私みたいな編集・ライター崩れは即廃業だと思ってしまう。
「本が好き」なんてのを通り越して、「本と心中してしまいそう」な人だ。
読み進めるうちに、当然のように本が読みたくなってくる。
思い返してみると、ここのところ実用書や、仕事のための下調べとして本を読むことが多くて、小説はすっかりご無沙汰。しかも、本文内で杉江さんがすすめる作家の何人かは私も好きだったので、それ以外の本にも自然と興味が湧く。
そこで、11月に入ってから一気に6冊・・・
金城一紀「対話篇」(新潮文庫)
金城一紀「GO」(角川文庫)
角田光代「対岸の彼女」(文春文庫)
奥田英朗「空中ブランコ」(文春文庫)
萩原浩「オロロ畑でつかまえて」(集英社文庫)
といきたかったが
村上 龍「69 sixty nine」(集英社文庫)
は、途中で断念した。
どうも“青春感”が痛かった。
もう少し大人になると読めるのかも知れない。
どれも面白かったけれど
金城一紀の「対話篇」は
もっと早く読めば良かったと思う。
ラストの短編、
あっという間に引き込まれて
そして、気がついたら泣いているではないか。
まだお読みでない方、ぜひどうぞ。
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