Facebookで仕事がはかどる?!〜グループ機能を使って情報を共有する〜
公開日:
:
あれこれ思考してみる, 今日のお仕事 Facebook, グループ, 上田修子, 石川鷹彦WORKS Ⅱ
職場のパソコンでFacebookを見ていると、サボっているように思われる……という方に必見(?)の、仕事にFacebookを使うという小ネタです。
Facebookには、「グループ」という便利な機能があります。
これを使えば、「複数の人が関わって1つのプロジェクトを完成させる」といったような時に、メンバー同士の情報共有を効率化することができます。
例えば、
「有志のメンバーで文集をつくる」とか。
「1年後にイベントを開きたい」とか。
「共同で作品をつくる」とかいった場合に効果を発揮します。
グループ内でのやりとりは、通常のウォールと同じ。
グループのメンバーの投稿にコメントもつけられ、投稿では画像や動画のほか、PDF、Word、Excelなどのファイルもアップできます。
実はこれがものすごく便利。
パソコン版であれば、プレビュー機能があるので、ファイルデータをダウンロードしなくてもブラウザ上で見られるのです。
では、実際にグループをつくってみましょう。
作業はたったの2つです。
【1】「グループを作成」をクリック
ウォールの左下にあるグループ欄の「グループを作成…」をクリックします。
【2】グループ名、参加メンバー、公開設定を決めます
グループ名は、グループの目的や用途に合わせてつけます。
メンバーの空欄に名前を入れると、グループを作成する人の友達が自動的に表示されます。この段階では、友達でない人はグループに選べませんが、別のメンバーが招待することで直接友達でなくても、グループに入ってもらうことが可能です。
グループ内のやりとりは、「公開」「非公開」「秘密」の3段階から選べるので、広く一般の人にも参加してもらいたいグループであれば「公開」に。グループ名やメンバーはオープンにしてもよいけれど、やりとりは伏せておきたい場合は「非公開」に。グループの目的がシークレットで、Xデーに向けてこっそりプロジェクトを進めたいような場合は「秘密」に設定すればよいでしょう。
これでグループができました。
例えば、石川鷹彦さんのコンプリートブック「石川鷹彦WORKS Ⅱ」の制作にあたっているメンバーで構成されたグループがあるのですが、その表示はこんな感じになっています。

石川鷹彦WORKS Ⅱの製作委員会として利用しているグループの場合。
通常の投稿の他、議事録などのファイルもアップしている。
また、ウォールのトップに固定表示できる機能を使い、最新の企画書をメンバーが常に閲覧できるようにしている。
実は、このFacebookのグループ機能の使い方は、テクニカルライターの上田修子さんから教えて頂きました。
複数の人がプロジェクトに参加する場合、情報のやりとりは「メールにCc.を入れて……」ということが多いと思います。
ところが、Cc.の有無によってメンバー内に情報の誤差が生まれたり、どの内容について話し合われているのか分からず、過去のメールをたどらなくてはならなかったり、案外煩雑な場合が多いのです。
Facebookでは、投稿にコメントをつけるという形式になるため、やりとりが内容ごとにまとまり、時間も表示されます。
これは、リアルタイムで見れなかった人が、あとから情報に追いつく場合にも便利だとおもいます。
上田さんは『はじめて仕事で活用する ビジネスフェイスブック』(中経出版)という本も執筆されています。他にも便利な使い方が掲載されていて、興味のあるかたにぜひオススメします。
PR
関連記事
-
-
ちょっとミャンマー行ってきます。
ホワイトボード云々を書こうと思っていたら、あっという間に一週間が過ぎてしまいました。 もともと私は
-
-
初執筆「日本の名山」完成
12月から取りかかり、ほぼ6ヶ月をかけて制作に携わった「日本の名山」(ユーキャン)が完成した。
-
-
NHKプレキソ英語2月号テキストの編集を担当しました
「プレキソ英語 2月号」 (NHK出版 571円+税) 巻頭の「Move it! Feel it!
-
-
【守備範囲拡大】とうとうダンスへ。
8月のほとんどをぶっ潰し、取材と執筆に明け暮れた本がついにできた。 「NHKチャレンジ・ホビー
-
-
さすがに2冊同時はきつかった。。。
新しい年度に入り、桜も咲いた。 めでたい。 さて、その年度末、わたしは燃え尽きていた。 チャ
-
-
専修大学三曲研究会 第38回定期演奏会
ごくごく内輪で大好評だった「ミャンマー紀行」でも記したが、ワビサビの心を知る「粋でナイス」な私は大
-
-
デジタル化で起こる「紙の本」の行方。東京国際ブックフェアの基調講演を聴いて、電子書籍について思うこと。
一年も半年が経ち、7月上旬の恒例イベント、東京国際ブックフェアの季節がやってきました。 今年の
-
-
忘年会、新年会シーズン、カラオケで1ランク上をめざす人に必要なのは、センスではなく「○○○」だった!
忘年会や新年会など、これからカラオケを歌う機会が増えてくるシーズンにぴったりの番組テキストを編集しま
-
-
祝、創立4周年です。
今から4年前の2004年10月29日(金)、私は会社をつくった。 当初の計画では、事業内容は「音楽」
-
-
続・今月のお仕事2011年2月
サックス&ブラスマガジンのサンプル本が届く。 今号は「最も偉大な管楽器プレイヤー50」と題し、プレー