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福島県の今

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様

3日、福島県へ。
原発から30キロの最前線、田村市のムーミン谷(仮名)を訪問。何の緊張感もなく、ふつうに生活していた。しかし、釣り人がいたのにはおどろいた。
ムーミンパパ(仮名)曰く「ああ、イワナがいますからね」。
東京で放射能を気にしてるのは何だったのか。
4日、いわき市勿来の後輩宅に泊めてもらう。
20年歌舞伎町に暮らしていた男だが、今はすっかり福島県人。
壊滅した沿岸部を見る。
オブジェのように潰れた車、見渡すかぎりの廃墟、放射能に汚染された青い海。
本物の近未来SFの世界に来てしまった。
5日、勿来の後輩も参加し、気仙沼へ。
Iphoneでこれだけ書くのに1時間かかってしまった。

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  1. saitamania より:

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    大野さんのお父様、ご無事でよかったです。ムーミン谷も無事でよかった。
    それからアイポンデビュー、おめでとうございます。

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    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
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