*

韓流「三畳記」?!

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様

1週間ほど、ロシアに行って来た。
帰りはちょうどエリツィンの葬儀とかち合ってしまい、空港とアエロフロート路線が混乱をきたしており、危うく帰国便に乗りそこなうところだった。
さて、帰ってみれば、韓国の出版社から「ワセダ三畳青春記」翻訳出版のオファーが来ていた。
おお、「三畳記」もいよいよ韓流になるのか!
…って、ちがうよね。
「河童団」や「モモった!」などがどう訳されるのかひじょうに楽しみである。
ていうか、ほんとに出るんだろうか?

関連記事

no image

まつりスペシャル

この前話題にあがった神尾葉子氏だが、少女マンガの絵にアレルギー体質がある私には さすがに『花より男

記事を読む

no image

なんだかすごく忙しい…

ブログの更新がすっかり滞ってしまった。 なんだかすごく忙しいのである。 12月出発予定のウモッカ探索

記事を読む

no image

なぜ妻子持ちは超過酷に挑むのか

1カ月ほど前、鏑木毅『激走100マイル 世界一過酷なトレイルラン』(新潮社)という本を読んで感銘

記事を読む

no image

ヒンディー語と春風亭昇太

トルコの怪獣取材もいいが、忘れちゃいけないインド・ウモッカ探索行。 そう、凝りもせず今年の11月末か

記事を読む

no image

タマキングの原点はここにあった!

週末、書店でのトーイベントのため大阪に行ってきたのだが、実に楽しかった。 なにしろ、朝は杉

記事を読む

no image

謎の音楽家or神秘思想の徒バウル

ソマリランド本の仕事から解放されてからは、本が思うように読めてとても嬉しい。 先週も面白い本を

記事を読む

no image

旅に出るにはワケがある

わけあって部屋の片付けをした。 ゴミためのようで、足の踏み場もなかったのだが、 片付けるとウソのよ

記事を読む

no image

王様のブランチ

妻は早起きして一昨日から通っている浦安市の災害ボランティアに出かけていたので、 9:30にひとりで「

記事を読む

no image

『謎の独立国家ソマリランド』PVはこちらで

昨日、朝日新聞の書評欄で『謎の独立国家ソマリランド』(本の雑誌社)が取り上げられた。 しかも、なん

記事を読む

no image

ルーマニアの歌姫

「ラフ・ガイド・トゥ~」というCDのシリーズがよくて、最近よく聴く。 今日はルーマニアのジ

記事を読む

Comment

  1. izumi より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)
    アヘン王国に続いて、翻訳が出るのは2作目。それも韓国進出なんてかっこいいですねー。韓国人編集者の目のつけどころの良さに感服です。そして韓国でどう読まれるのか、興味しんしんです。

  2. 二村 より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705)
    えー日本滞在中ですが、今日、本屋で
    『高野秀行』という、あれなんというのですか?棚のしおりじゃないけど
    目印のようなのが、どこの書店にもあることに仰天しました。
    また、集英社文庫の背表紙が白から青に変わっているので
    もしやと思ったら、ほとんどの既刊が増刷されているではないですか!
    しかも『早稲田三畳青春期』にいたっては、8刷!
    なんだか、すごいですねー。しみじみしてしまいましたよ。
    (ちなみに文庫版の『アヘン王国潜入記』購入しました。)
    もちろん、一部の高野信者からすれば遅い!ってことなんですけどね。
    ミャン○ー在住の乱暴者のKさんはさぞ大喜びしていたでしょうね(笑)

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

→もっと見る

    • アクセス数1位! https://t.co/Wwq5pwPi90 ReplyRetweetFavorite
    • RT : 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。https://t.c… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
  • 2024年11月
    « 3月    
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930  
PAGE TOP ↑