韓流「三畳記」?!
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最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
1週間ほど、ロシアに行って来た。
帰りはちょうどエリツィンの葬儀とかち合ってしまい、空港とアエロフロート路線が混乱をきたしており、危うく帰国便に乗りそこなうところだった。
さて、帰ってみれば、韓国の出版社から「ワセダ三畳青春記」翻訳出版のオファーが来ていた。
おお、「三畳記」もいよいよ韓流になるのか!
…って、ちがうよね。
「河童団」や「モモった!」などがどう訳されるのかひじょうに楽しみである。
ていうか、ほんとに出るんだろうか?
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Comment
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アヘン王国に続いて、翻訳が出るのは2作目。それも韓国進出なんてかっこいいですねー。韓国人編集者の目のつけどころの良さに感服です。そして韓国でどう読まれるのか、興味しんしんです。
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えー日本滞在中ですが、今日、本屋で
『高野秀行』という、あれなんというのですか?棚のしおりじゃないけど
目印のようなのが、どこの書店にもあることに仰天しました。
また、集英社文庫の背表紙が白から青に変わっているので
もしやと思ったら、ほとんどの既刊が増刷されているではないですか!
しかも『早稲田三畳青春期』にいたっては、8刷!
なんだか、すごいですねー。しみじみしてしまいましたよ。
(ちなみに文庫版の『アヘン王国潜入記』購入しました。)
もちろん、一部の高野信者からすれば遅い!ってことなんですけどね。
ミャン○ー在住の乱暴者のKさんはさぞ大喜びしていたでしょうね(笑)