*

ハルキとタマキ

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様


「本の雑誌」草むしり早弁号(5月号)が届く。
連載の辺境読書では今回は伊沢正名『くう・ねる・のぐそ』(山と渓谷社)を紹介しているほか、
「ディズニーランド探検記」というばかばかしいエッセイを載せている。
今月号の特集は「二〇〇九年、私のマル秘新作!」。
作家70人の今年の予定が一挙掲載されていて、「ほほう」と思う。
驚くことに村上春樹までちゃんと今年の出版予定を書いているのだが、
もっと驚いた、というか笑ったのは村上春樹と同じページに宮田珠己の予定も載っていること。
おお、我らがタマキングがついに世界のハルキと肩を並べた!と喜んでしまった。
素晴らしきはあいうえお順である。

関連記事

no image

モガディショで宮田珠己

ソマリランド&ソマリアでは、いろいろな理由で暇な時間がひじょうに長かった。 とくにソマリアの首都モガ

記事を読む

no image

古墳プレイ

集英社の財団主催の高校講演会、今年はなんと高野山高校に行ってきた。 校長先生は高位の僧侶で、話をする

記事を読む

no image

2013年小説ベストワン決定

風邪は治ったものの今度は咳がひどく、声もがらがら。 とくに夜になると咳が止まらず苦しい。 朝

記事を読む

no image

南伸坊氏のカバー完成

 来年2月刊に集英社文庫から刊行される新作「異国トーキョー漂流記」(これが正式なタイトルになった)。

記事を読む

no image

戦国時代のインスタント味噌汁

料理雑誌「danchu」の取材で奈良在住の料理研究家の先生を訪ねる。 戦国時代からあるインスタント味

記事を読む

no image

「アフリカにょろり旅」

今、発売されている「本の雑誌」(雨合羽潜水号)の連載(「高野秀行の辺境読書」)で、こんな本をとりあげ

記事を読む

no image

逃してますぜ

ドキュメンタリー映画「引き裂かれたイレブン オシムの涙」のDVDを購入して観る。 原題は「ユーゴス

記事を読む

no image

エンタメ・ドキュメンタリー

フジTVの『フジテレビ批評』という番組に出演した。 テーマは「エンタメ・ノンフとエンタメ・ドキュメン

記事を読む

no image

セーターの男

メモリークエストを更新した。 面談は2回目、「ペルーに忘れてきたセーターを探してほしい」という トン

記事を読む

no image

難病のソナタ

大事なことを忘れていた。 「困ってる人」第12回「わたし、生きたい(かも)」が更新された。 難病女子

記事を読む

Comment

  1. ドトウ より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; GTB5; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727)
    「ディズニーランド探検記」爆笑させていただきました。
    ディズニーランドをあれだけよく言わないレポートは初めてです。
    しかも飲酒とは・・・笑
    憲兵に拉致されないことを祈ります。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

→もっと見る

    • アクセス数1位! https://t.co/Wwq5pwPi90 ReplyRetweetFavorite
    • RT : 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。https://t.c… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
  • 2023年11月
    « 3月    
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    27282930  
PAGE TOP ↑