*

3回目のボリショイ・サーカス

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様

「本の雑誌」9月号の特集「エンタメ・ノンフ座談会」のゲラを校正する。
これがメチャクチャおもしろい。
しかも大増ページ。
もしかして、この座談会、話題になるどころか、歴史に残るかも!
…と思ってしまった。
何の歴史かわからないけど。
8月10日ごろ発売なので、お見逃しなく!
    ☆       ☆        ☆
前からの約束で、甥っ子と姪っ子を3人連れて、
千駄ヶ谷の東京体育館にボリショイ・サーカスを見に行く。
4月にロシアに行ったとき、クレムリンもエルミタージュ美術館も頑なに拒否して、
ボリショイ・サーカスだけ2回も行ったから、今年でもう3回目だ。
残念ながら、東京体育館は演技のサークルから客席がやけに離れていて、
全然リアルに実感できなかった。
演目は地味で、クォリティも本場に比べるとだいぶ落ちる。
子どもたちも、何をやっているのかピンと来ないようで、
みんな、途中で飽きてしまっていた。
うーん、残念…。
サーカスはやっぱりサーカス専用の劇場へ行かないとダメなようだ。
子どもたちに、本場モスクワのサーカスを見せてあげたかったなあ…。

関連記事

no image

フロスト警部中毒者に告ぐ

「売れている本はわざわざ紹介しない」というのが私のポリシーなのだが、 全く不本意なことに、ススキノ探

記事を読む

no image

有給の旅人たちとユーフラテス

明日からトルコとシリアへユーフラテス河を見に出かける。 来年、ユーフラテスをカヌーか筏か何かで下り

記事を読む

no image

「出張上映会」依頼第1号

無料出張上映会だが、早くも依頼第1号が来た。 早稲田大学の社会人学生という人。 大学の学生会館を利用

記事を読む

no image

危険の意味

『アフリカにょろり旅』(講談社文庫)の著者、青山潤氏(東大特命準教授)と対談。 一年のうち3,4ヶ月

記事を読む

no image

超オススメのこの本とこの雑誌!

来週の土曜日(3月4日)から20日まで、ソマリランドとソマリアに行くことになっている。 たかだか二

記事を読む

no image

ストロベリー・ロード

仕事上の必要から石川好『ストロベリー・ロード』(上・下、文春文庫)を読んでみたら、 これがもんのすご

記事を読む

no image

怪物は江川と鶴田だけ

松井優史『真実の一球 怪物・江川卓はなぜ史上最高と呼ばれるのか』(竹書房)という本を書店の店頭でぱ

記事を読む

no image

ハッピー・ストリート

一年ほど前から腰痛リハビリのために水泳をやっているのだが、 そこで知り合いになった獣医さんに「バング

記事を読む

no image

外国語に泣き、日本語に笑う

日本語教師およびそれを目指す人向けの雑誌「月刊日本語」(アルク)4月号から、新連載をはじめた。 題

記事を読む

no image

困ってる人

仕事場である「辺境ドトール」の店長となぜか横浜本牧に海釣りに行った。 というか店長に連れて行ってもら

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

デビュー35周年記念・自主サバティカル休暇のお知らせ

高野さんより、「デビュー35周年記念・自主サバティカル休暇」のお知らせ

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

→もっと見る

  • 2025年10月
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031  
PAGE TOP ↑