*

大人の遠足

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様


 ブータンが4月に延期になり時間がぽっかり空いたので、
発作的に小旅行に出かけることにした。
 ついでに「誰か一緒に行く人はいないか」と思い、何人かに声をかけたところ、
探検部の先輩の竹村さんと後輩の宮澤が「暇だからいいよ」と答えた。
 竹村さんは私がNHKハイビジョンスペシャル「ビルマロード」のロケに行ったときの
ディレクターで、宮澤は昔ワセダで一緒に暮らしていて、去年ソマリランドにも一緒に行っている。
 ともに気心が知れているというか、単なる遊び仲間なので、「大人の遠足」を存分に楽しんできたい。
 期間は19日から28日まで。
 関係者のみなさん、ご理解のほどよろしくお願いします。
写真:新宿の居酒屋で飲む竹村さんと私(撮影:宮澤信也)
 

関連記事

no image

四万十の至福

将来の極秘プロジェクトについて相談するため、 先週末から四日ほど高知・四万十市(中村)に行き、 現

記事を読む

no image

祝!第3回 酒飲み書店員大賞受賞

 私の敬愛するタマキングこと宮田珠己の『東南アジア四次元日記』(文春+文庫)が 第3回酒飲み書店員

記事を読む

no image

これからは「盲人サッカー」だ!

以前「少林サッカー」という面白い映画があったが、それはもう古い(私が言うまでもなく古いけど)。これか

記事を読む

no image

『怪獣記』見本本、到着!

『怪獣記』(講談社)の見本本がついに届いた。 私は最近よく本を出しているイメージがあるが、ほとんど文

記事を読む

no image

今度はUFO…

「未確認思考物隊」は毎週放映である。 しかも私はレギュラーで、毎回現場レポートに行かねばならない。

記事を読む

no image

名犬ロンドン

名犬ロンドンのDVDが届いた。 1963年にカナダで作られたテレビドラマシリーズで、一回30分。

記事を読む

no image

メモリークエスト発進!

突然だが、五月の連休明けから一ヵ月ほど海外へ行くことになった。 例の「メモリークエスト」の取材、とい

記事を読む

no image

元キャバ嬢&風俗嬢にはかなわなかった

「SPA!」の掲載誌が届いた。 「イスラム飲酒紀行」はかなりトンチキな企画で(文芸誌ではできない)、

記事を読む

no image

お湯割をください。涙の数だけ

さまざまな困難を乗り越え、 イランでの「アルコールクエスト」を続けている。 イランに来て、やっと一週

記事を読む

no image

なぜ小説を書かないのか?

早大探検部OB会<特別ホラー篇>みたいな催しがあり、 「もっと若手がほしい」とのことで40歳の私も召

記事を読む

Comment

  1. k.inoue より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.0; Trident/4.0; YTB720; GTB6; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; Media Center PC 5.0; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 3.0.30729)
    宮澤さんとは『巨流アマゾンを遡れ』の強盗に遭い、テロリストに間違えられて逮捕され、空っぽのバッグを抱いてショックを受けながらなんとかテフェまでたどりつきペルー人の行商人に拾われ立派な行商人になっていたあの宮沢さんではありませんか?
    違っていたらスミマセン・・・
    高野さんの本の中で何度も読み返すほど好きな『アマゾン〜』の中でも、
    宮沢さん発見のくだりは特に大好きなので、名前を見たとたん思い出してしまいました。
    それでは楽しい旅行になるよう、お祈りしています。
    宮澤違いなら、あの行商人宮沢さんは今もお元気でいらっしゃるでしょうか?

  2. 高野秀行 より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; WOW64; YTB720; GTB6.4; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 3.0.30618)
    もちろん、アノ宮澤君ですよ。
    ちなみに、『ワセダ三畳青春記』には「イシカワ」の名前で登場しています。
    現在はフリーのテレビ・カメラマンです。
    アフガニスタンやイラク、中国などで活躍しています。
    自衛隊がサマワに駐屯していたときはずっと現地にいました。
    筑紫哲也時代の「ニュース23」で流れたサマワの映像の大半は宮澤君が撮ったものです。
    優秀な映像カメラマンですが、実はスチル(つまり写真)もとてもうまい。
    去年は彼と一緒にアフリカのソマリア内にある未確認国家ソマリランドに
    行ってきました。
    20年ぶりのコンビ復活です。
    彼のソマリランドの写真は発売中の「G-diary」という雑誌で見ることができます。
    G-diaryはアジア文庫や紀伊国屋書店、ジュンク堂書店、リブロなどで入手可です。
    他はどこで入手できるのでしょうか?
    バンコクならどこでも置いてあるのですが。

  3. T・O より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4322)
     西荻窪の神明通り、吉祥寺側(北側)に旅行書籍専門の本屋さんがあり、
    そこにバックナンバーと新刊が揃ってました。
     G−diary誌の話ですが。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

→もっと見る

  • 2024年12月
    « 3月    
     1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    3031  
PAGE TOP ↑